新時代のラボから知識研究経済圏へ！リジェネソームが目指す未来とは

リジェネソームが導く知識研究経済圏の新たなビジョン

2025年6月11日、東京・TAKANAWA GATEWAY CITY内のLink Scholars’ Hub Lab（通称LiSH Lab）で、知識研究経済圏の未来をテーマにした共創セミナーが開催されました。このイベントでは、リジェネソーム株式会社の代表取締役CEO鈴木健吾氏がパネルディスカッションに参加し、同社のバイオテクノロジーや老化対策技術に関する最新情報を発表しました。

パネルディスカッションの内容と構成

この共創セミナーは、都市部最大規模のウェットシェアラボであるLiSH Labの開設を記念し、基調講演として株式会社リバネスの丸幸弘CEOが登壇。科学技術の活用による新たな経済圏「知識研究経済圏」の可能性に関する議論の場となりました。

パネルディスカッションには、リジェネソームのほか、株式会社イノカの高倉葉太社長、株式会社エンドファイトの風岡俊希社長も参加。様々な分野からの専門家が集まり、それぞれの企業や研究のビジョンを共有しました。

リジェネソームの目指す老化対策技術

鈴木CEOは、リジェネソームが取り組む抗老化技術とその社会実装に向けた戦略について力強く語りました。特に、「2040年の月面生活圏に向けた老化防止技術の提供」というミッションに基づき、以下の研究開発の方向性を発表しました。

1. 東北大学との共同研究による老化の可逆性検証
2. エクソソームを活用した化粧品・医療応用
3. 日本酒由来の機能性素材「SAKESOME」の研究・製品化

これらの取り組みは、地球および宇宙の両方で必要とされる課題解決に貢献することを目的としています。特にエクソソームの応用は、老化の進行を抑制し、再生医療における新たなソリューションを提供する可能性を秘めています。