人気ビストロシェフの新刊で野菜の魅力を発見！

食を楽しむ新たなレシピ本の誕生

ビストロ料理の新たな扉を開く書籍、紺野真シェフの『uguisu/organ 紺野真が作る野菜のひと皿料理』が2025年4月に刊行されます。人気のビストロ「ウグイス」と「オルガン」、それに麻布台の「オルビー」でその腕をふるう紺野シェフが手掛けた新刊は、100種類に迫る旬の野菜を使ったレシピが特徴です。

紺野シェフの哲学

645年に創業した三軒茶屋のウグイス、2011年に西荻窪にオープンしたオルガン。そのオーナーシェフである紺野真は、素材を最大限に活かすことに情熱を注いでいます。「肉や魚は野菜を引き立てるための存在」という紺野シェフの考え方が、料理に見事に表現されています。例えば、彼は旬の野菜を巧みに活用し、自由でエネルギッシュな料理を創り出しています。これはプロの料理人だけでなく、食への探求心が強い一般の読者にもヒントを与える内容です。

本書の内容

本書は、四季折々の旬の食材をテーマにしたレシピが満載です。掲載されているレシピは、春、夏、秋、冬によって分かれており、どの季節でも楽しめる料理が紹介されています。さらに、99品の本格的なレシピに加え、流用レシピも20品収録されています。この本を手にすることで、家庭でもプロの技を取り入れた創作が可能となります。

レシピの中には、グリーンアスパラガスとグリーンピースのオランデーズソースや、ホワイトアスパラガスとホタルイカのソースなど、見た目にも美しい逸品が揃っています。また、焦がしタマネギとハニージンジャーのドレッシングを使ったサヤインゲンとオレンジのサラダなど、さわやかなアプローチの料理も満載。これらのレシピは、家庭で簡単にトライできるため、幅広い層の料理愛好者におすすめです。

著者プロフィール

紺野真は1969年に東京都に生まれ、食に対する情熱をもってカリフォルニアのカフェ文化に影響を受けました。1997年に帰国した後、原宿のカフェ「ヴァジー」とビストロ「オー・ランデ・ヴー」で経験を積み、2005年には三軒茶屋にビストロ「uguisu」をオープンします。料理界での広範な経験から生まれる彼の料理は、豊かなアイデアと高い技術が光ります。