民泊需要の増加
2018-06-07 13:04:20

民泊需要増に向けエルズサポートがTATERUと提携を強化

エルズサポート、民泊新法施行を背景にTATERUと協力強化



2023年6月15日より施行される新しい民泊法によって、旅行業界における民泊の需要が大幅に増加することが予想されています。これに対応するため、家賃債務保証事業を展開するエルズサポートは、不動産テック企業であるTATERUおよびその子会社のTATERU bnbと業務協力を進めることを発表しました。この提携により、エルズサポートが独自に収集した約40万件の匿名化データが、TATERU社、TATERU bnb社に提供されることになります。

提携の背景



TATERU社は、アプリを用いたIoTアパート経営「TATERU Apartment」の開発・運営を手がける企業です。一方で、その子会社TATERU bnbは、簡単にIoTを活用した民泊運用ができるアプリ「TATERU bnb」を展開しており、スマートロックやチェックインパッドなどを含む「bnb kit」の開発・レンタルも行っています。

この両社の機能が合わさることで、エルズサポートのデータを基にして業務効率化が図られることが期待されています。特に、エルズサポートが持つデータは信用スコアの可視化に利用され、これにより民泊を利用するゲストの信用性が数値化される新しいシステム「bnb SCORE」が生まれます。

bnb SCOREによる信用スコア可視化



「bnb SCORE」は、ビッグデータを活用したAIによって信用スコアを自動的に生成するシステムです。このシステムでは、ソーシャルメディアやブログから収集されたユーザーの属性データや行動履歴が活用され、機械学習によりスコアリングモデルが生成されます。具体的には、ユーザーの趣味や嗜好、過去の職業情報など、さまざまな情報が加味され、より精緻な信用判定が可能になります。

エルズサポートについて



エルズサポート株式会社は、2007年に設立された企業で、家賃債務保証事業を専門に展開しています。入居者が必要とする連帯保証人の代わりとなるこの事業は、高齢者の住み替えのサポートにも役立っています。エルズサポートの家賃債務保証システムは、安全で安心な賃貸経営を実現するための重要な役割を果たしています。

まとめ



民泊の需要が増えつつある中、エルズサポートのデータ活用による提携は、TATERU社、TATERU bnbに新たな価値をもたらすものです。信用スコアの可視化によって、ゲストの信頼性向上だけでなく、民泊運営の透明性も増すことでしょう。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
ホームネット株式会社
住所
東京都中野区中野2丁目24番11号住友不動産中野駅前ビル19階
電話番号
03-5285-4536

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