あさみちゆき、20年の時を経て続編を発表
人気歌手あさみちゆきが、2005年にリリースしたアルバムの名曲『黄昏シネマ』の続編『それからの黄昏シネマ』を2025年10月15日に発売することを、自身の公式ブログで発表しました。アルバムが発売されてから20年、シングルとしてカットされてから15年という時が経ち、あさみとファン、作家陣、そして参加ミュージシャンたちの様々な想いが詰まった作品となっているようです。
歌には深い思い出が込められている
『黄昏シネマ』の作詞を担当した田久保真見氏は、あさみちゆきの歌声を思い浮かべ、「あの頃に戻ったような感覚がある」と語ります。彼女の歌う姿は、聴く人の心に響くものであり、過去の苦い思い出や忘れがたい感情を思い起こさせると言います。続編となる『それからの黄昏シネマ』では、田久保氏と共に作曲を手がけた杉本眞人氏も熱い想いを寄せており、あさみちゆきの成長と共に彼女の音楽がどれほどの深みを持つようになったかを感じることができるようです。
レコーディングの背後にある感動
興味深いことに、レコーディング中には、あさみが歌い終わった後に全員が涙ぐむという場面もあったそうです。スタッフやミュージシャンたちだけでなく、杉本氏までもが「泣いちゃうなあ」と呟くほどの感動がありました。田久保氏も、この作品の持つ力を称賛し、あさみちゆきを「純粋で強いアーティスト」と称しています。
過去の想い出が生んだ新たな音楽
あさみちゆきは、公式ブログで「年齢を重ねた今だからこそ気付けることがある」という言葉を綴っています。過去の想い出や叶わなかったことが美しいものであるとし、今の小さな幸せを感じることが人生の一部であると語ります。彼女の歌を聴くことで、様々な人生を歩む人々が自らのストーリーを思い起こすことができるでしょう。
音楽活動の再開
2017年から育児のために活動を休止していたあさみちゆきですが、昨年4月に7年ぶりのシングル『白い花飾って』をリリースし、大きな反響を呼びました。このシングルは第57回日本作詩大賞にノミネートされるなど、音楽活動再開の好調を示しています。ファンたちからは続編リリースのニュースに祝福の声が寄せられています。
今後のイベント
あさみちは、来月には井の頭公園でのアートマーケットに参加し、故郷の山口県光市ではコンサートも予定しています。また、岩手県盛岡市でのソロ公演も控えており、充実した活動を続ける姿が伺えます。ファンの期待に応えつつ、彼女の音楽キャリアはますます発展していくことでしょう。
記念すべき新作『それからの黄昏シネマ』、予約はすでに受け付け中です。あさみちゆきの最新作は、聴く人の心にどんな感動をもたらすのか、リリースの日を心待ちにしたいと思います。