ブリスベンの新たな魅力、クイーンズ・ワーフに豪華ホテルがオープン

ブリスベンに新たなリゾート誕生！

ブリスベンの心臓部に位置する「クイーンズ・ワーフ・ブリスベン」は、36億豪ドルもの巨額投資をかけた国内最大級のリゾート開発プロジェクトです。その第一弾として、今年8月29日に5つ星ホテル「ザ・スター・グランド」と最新なんイベントセンターがオープンしました。

このプロジェクトは、香港の企業群であるザ・スター・エンターテインメント・グループなどによって運営され、遊休地だったブリスベン川沿いが魅力的なリゾート地として再開発されています。これにより、クイーンズランド州は革新的なエンターテインメントとレジャーが併存する新たな観光地として生まれ変わりました。

ザ・スター・グランドの魅力

「ザ・スター・グランド」は、12ヘクタールという広大な開発エリアの中心に位置し、340室の客室や多彩なダイニングオプション、エンターテインメント施設が充実しています。アジアのストリートフードを楽しめるレストラン「ファットヌードル」や、日本食の「ソキョーブリスベン」などが新たにオープンし、訪れる人々の舌を楽しませます。また、話題のスポーツバーやライブエンターテインメント会場も併設され、賑やかな雰囲気を演出しています。

さらに、ホテルの屋上にはブリスベン川100メートル上空にそびえる空中デッキ「スカイデッキ」があり、ここからは圧巻の景色が楽しめます。「アロリア」と名付けられたシグネチャーレストランを含む3つのレストランで、多様なダイニング体験を提供。

最先端のイベントセンター

開業と同時に営業を開始した最先端のイベントセンターには、1,440席を備えたブリスベン最大のボールルームが設置され、幅広い規模のイベントに対応しています。このセンターには、20メートルに及ぶバーや屋外テラスも併設され、参加者は快適に過ごせるでしょう。ビジネスミーティングや結婚式、さらには地域のイベントまで、多岐にわたる用途で利用可能です。

クイーンズ・ワーフの未来

「クイーンズ・ワーフ・ブリスベン」では、今後さらに4つのホテルの開業が予定されています。これにより、1,000室を超える客室が提供され、レストランやバー、世界クラスの新しいエンターテインメントが充実し、年間約140万人の訪問者を誘致すると見込まれています。また、サウスバンク地区とクイーンズ・ワーフを結ぶ「ネヴィル・ボナー・ブリッジ」の開通によりアクセスも向上し、観光地としての魅力が高まることでしょう。

クイーンズランド州政府観光局のポール・サマーズ氏は、「ザ・スター・グランドの開業はブリスベンのさらなる振興に寄与し、2032年のオリンピック・パラリンピックに向けての準備も進めています」とコメントしました。これからも新たなコンテンツが次々に発表され、ブリスベンの魅力が発信されることに期待が寄せられています。