ガンダムと落語の融合
2016-02-29 10:14:45
「機動戦士ガンダム」と落語が創造する新たなエンタメ体験
「機動戦士ガンダム」と落語のコラボレーション
日本の人気アニメ「機動戦士ガンダム」と、伝統的な日本の芸能「落語」が融合した新たなエンターテインメントが登場しました。株式会社サンライズが立ち上げたこの試みは、「ガンダム落語」として知られるシリーズの一環で、初回の作品「らすとしゅーてぃんぐ」が2016年2月28日に公開されました。この新しい形の落語は、立川流の真打ちである立川志らくによって演じられ、作品は「ガンダムインフォ」という公式サイトで視聴することができます。
「らすとしゅーてぃんぐ」の内容とは
「らすとしゅーてぃんぐ」は落語の名作「大工調べ」を基にした物語で、ガンダムのキャラクターたちが江戸時代の風景に取り入れられています。ストーリーは、家賃を滞納した大工のヨハロウが、棟梁アムロウに助けられるという展開が描かれています。一方、彼らを取り締まるのは、穀物問屋のジオン家の旦那である赤い半纏のシャアです。そして、物語の結末を見届けるお奉行様の役をララが担っています。この新たな落語の形が、どのように江戸の笑いを引き立てるのか、観客の期待を集めています。
立川志らくのプロフィール
立川志らくは、1963年に東京都世田谷区で生まれ、1985年に立川談志に師事して落語の道に進みました。1995年に真打ちとしての地位を得た彼は、映画と古典落語を組み合わせた「シネマ落語」を数多く創作し、70本を超える作品を世に送り出しています。映画監督や映画評論家、エッセイストとしても活躍する立川志らくは、「落語会の鬼才」と呼ばれ、独自のスタイルで観客を楽しませています。
立川志ららについて
立川志ららは、1973年に神奈川県で生まれました。1997年に立川志らくに入門し、その才能を開花させて2002年に二つ目に、2015年には真打ちに昇進しました。彼もまた、落語界での注目を浴びており、いくつもの賞を受賞するなど、実力派の落語家として地位を確立しています。
新たなエンタメの展開
「機動戦士ガンダム」と「落語」のコラボレーションは、これまでのエンターテインメントの枠にとらわれない新たな試みとして、ファンや視聴者に新鮮な体験を提供しています。ガンダムの壮大なストーリーと、日本の伝統芸能である落語のユーモアが交わることで、観客は新しい感動を得ることができるでしょう。今後の展開にも注目です。
ぜひ、ガンダム落語「らすとしゅーてぃんぐ」をチェックし、落語の意外な側面を楽しんでみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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株式会社サンライズ
- 住所
- 東京都杉並区上井草2丁目44番10号
- 電話番号
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