オプロがSalesforce AppExchangeに新機能を追加
株式会社オプロは2023年10月、Salesforce AppExchangeにおいて「ソアスク for Agentforce(β版)」の更新を発表しました。この新しい機能は、商談における議事録や簡単な指示から見積レコードを自動的に生成できるものです。
ソアスクの新機能とは?
新たに登場した「ソアスク for Agentforce(β版)」では、商談の中で議事録データを登録したり、チャットで指示を行ったりすることによって、見積データの自動作成が実現します。このプロセスにより、見積レコードの作成にかかる時間とコストが従来の手法に比べて約60%も削減されるとしています。
具体的には、ソアスクのマスタデータを活用し、見積作成に必要な情報の入力を正確に支援します。Salesforceの「Agentforce」との統合により、データの露出リスクを抑えるうえ、他のサードパーティ製の議事録ツールとも連携が可能です。
この機能は、以下の2つの見積作成方法に対応しています。
1.
議事録からの自動作成: 例えば、「サービスAを紹介。Bプランでライセンス20IDにて購入を検討」という議事録から、自動的に見積情報を生成します。生成されるデータには、品目、単価、数量、小計、合計などが含まれます。
2.
簡易指示による作成: 「見積を作成して」という指示と共に、明細を入力すると、自動的に価格計算された見積レコードが作成されます。これにより、見積作成の手間が大幅に軽減されるのです。
ソアスクが支えるビジネス
「ソアスク」は、業務の可視化と合理化を実現するクラウド販売管理サービスです。特に、サブスクリプションビジネスを展開している企業にとっては、重要な業務支援ツールとなります。Sales Cloudとの連携によって、商談から契約、請求、売上予測までの業務を一元的に管理でき、ダッシュボード機能を用いることで重要指標の可視化も実現可能です。これにより企業は、より戦略的にビジネスを進めることができるようになります。
会社のコメント
オプロの取締役である吉田順一氏は「日本の労働人口が減少する中で、企業の生産性向上が急務である」とし、新機能の重要性を強調しました。また、この機能により、定型業務を削減し、より創造的な業務にリソースを割けるようになると期待を寄せています。
また、Salesforceとの連携を強化することで、より精度の高い業務プロセスが実現できると自信を持って宣言しました。オプロは「make IT simple」の理念のもと、テクノロジーを駆使してビジネスの可能性を広げる革新的なサービスの提供を続けていくと述べています。
結論
「ソアスク for Agentforce(β版)」は、商談のスピードアップを図るだけでなく、業務の質向上にも寄与する期待の新機能です。将来的には、もっと多くのビジネスシーンでの導入が期待されます。興味のある方は、ぜひSalesforce AppExchangeでご確認ください。
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