GO FOR KOGEI 2025
2025-09-10 13:38:35

伝統と現代アートが融合する『GO FOR KOGEI 2025』が金沢と富山で開催

『GO FOR KOGEI 2025』の紹介



2025年の秋、金沢と富山で開催される「GO FOR KOGEI 2025」は、工芸の新しい視点を提供する重要なイベントです。この展示会は、9月13日から10月19日までの37日間にわたって行われ、特に今年のテーマ「工芸的なるもの」に焦点を当てています。

テーマの背景



今年のテーマは、民芸運動の先駆者である柳宗悦の思想から生まれました。柳は、工芸的な態度を持って物事に取り組むことが、現代社会の価値観を探求する第一歩になると考えました。このイベントでは、様々なアーティストや職人が参加し、彼らの手による多様な作品を通じて、この工芸的な姿勢がどのように具現化されるかを私たちに示します。

展示会の概要



展示会場は、富山県富山市の岩瀬エリアと石川県金沢市の東山エリアの2つに分かれています。期間中、参加するアーティストたちは約18組以上以上、各自の独自のアプローチで工芸を解釈し、さまざまな創作活動が行われます。また、会場は地域の歴史的な建物や風土に根ざした場所であり、訪れる人々はその魅力を存分に味わうことができるでしょう。

参加アーティストと作品



参加アーティストには、アリ・バユアジや相良育弥、中川周士など、全国から集結したクリエイターたちが含まれています。彼らはそれぞれ独自の視点で素材や技法に取り組み、現代の工芸が持つ可能性を探求します。たとえば、相良育弥の作品《木桶と茅葺き屋根の茶室》は、伝統的な技法を用いながらも現代の解釈を加えたもので、多くの地域の生活様式とのつながりを示しています。

イベントの多様性と体験



「GO FOR KOGEI 2025」では、展示だけでなく、飲食や体験型イベントも充実しています。地元の酒蔵とのコラボレーションによる特別メニューや、工芸をテーマにしたワークショップなど、多彩なプログラムが用意されています。来場者は、食やアートを通じて、工芸のさまざまな価値を体感することができます。たとえば、桑田卓郎とのコラボレーションで、蕎麦を楽しむ新しいスタイルの食体験が提供される予定です。

アクセシビリティと参加方法



展示会は、ゆとりをもって周遊可能な構成が特徴です。富山・岩瀬エリアと金沢・東山エリアは、公共交通機関を利用してアクセスしやすく、日帰りでも楽しめます。イベントの詳細や最新情報は、「GO FOR KOGEI 2025」公式ウェブサイトで確認できます。特別な体験と知識を得るためには、事前のチケット購入が推奨されます。

まとめ



「GO FOR KOGEI 2025」は、小さな地域から生まれる大きなクリエイティビティを感じる貴重な場です。伝統と現代が交差するこの展示会で、工芸の未来や文化の豊かさをぜひ体感してください。手作りの温かみや、アートを通じた地域社会とのつながりを感じることができることでしょう。工芸的な視点から新しい価値観を見出すこの機会を逃さないでください。


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会社情報

会社名
認定NPO法人趣都金澤
住所
石川県金沢市下本多町6番丁40-1
電話番号

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