アスリテラとSEGL社の提携
株式会社アスリテラ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山口直樹)は、台湾のエネルギーストレージシステム(ESS)を手掛けるSEGL ENERGY CO., LTD.(本社:基隆市、社長:王君豪)と、重要な総代理店契約を締結したことを発表しました。この提携により、アスリテラはSEGL社の先進的な技術を駆使し、日本市場でのESSの展開を主導していくことになります。
提携の背景
近年、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みが国内外で進められています。特に日本では、自然災害の増加やエネルギーの安定供給が求められており、それに対応するソリューションが必要とされています。アスリテラは、これまでも災害対策やBCP(事業継続計画)対応の蓄電池の開発・販売で実績を上げており、これに加えてSEGL社の技術を活用することで、さらなる高度化を目指します。
調印式の様子
この契約締結を記念して行われた調印式では、双方の代表者が出席し、今後の取り組みについて活発な意見交換が行われました。アスリテラの山口社長は、「今回の提携は、我が社にとって新たなステップとなります。SEGL社の技術力を活用し、お客様に最良のエネルギーソリューションを提供できることを楽しみにしています」と語りました。
展開予定の製品・サービス
アスリテラは、以下の製品群を日本市場に展開する予定です。
- - 各種産業用ポータブル蓄電池の販売
- - カスタマイズ可能な蓄電池の開発
- - 保守サービスの提供
- - 医療・介護向けの高信頼性ポータブル蓄電池
- - VPP(バーチャルパワープラント)対応系統型ESS
- - Eバイク用の次世代バッテリー(台湾市場での高シェアを誇る製品)
これらの製品は、再生可能エネルギーの活用や災害時の電力供給に寄与することが期待されています。
アスリテラの強みと今後の展望
アスリテラは、環境・エネルギー分野において信頼を獲得している企業です。SDGs(持続可能な開発目標)を基盤に、地域密着型のサポートを行い、高品質なソリューションを提供してきました。新たにSEGL社との提携により、技術力を最大限に活かして、蓄電池の高度化を図ると共に、自治体や研究機関と連携しながら持続可能なエネルギーインフラの構築を進めていきます。
SEGL社の企業概要
SEGL ENERGY CO., LTD.は、2014年に設立された台湾の企業であり、蓄電池、UPS(無停電電源装置)、BMS(バッテリー管理システム)、インバーターなどの開発・製造・販売を行っています。主な製品にはEバイク用バッテリーやドローン用電池、産業用ESSがあり、ISO9001やISO14001などの国際的な認証も取得しています。
公式ウェブサイトは
こちらから確認できます。
今回の提携は、日本におけるESS市場に新たな風を吹き込むこととなるでしょう。アスリテラとSEGL社の取り組みに、今後の展開から目が離せません。