SBCメディカルグループ、タイ国際医学大学との連携を強化
最近、SBCメディカルグループがタイ・バンコクに位置するChulabhorn International College of Medicine(以下「CICM」)との間で、教育や研究における協力を促進するための覚書(MOU)を締結しました。2025年11月13日に行われたこの締結式では、CICMからは学部長のAsst. Prof. Peerapong Kitipawong M.D.らが出席。SBCからは副社長の吉田優也氏や湘南美容クリニックの医療関係者が参加し、大きな意義を持つ契約が交わされました。
この提携は、医療教育と研究の向上に寄与することを目的にしており、以下の主要な取り組みが計画されています。まず、医療教育と研究における共同プロジェクトの実施、さらには解剖実習を中心とした実践的教育プログラムの構築が挙げられます。また、教育カリキュラムや教材の共同開発なども行われることでしょう。
さらに、皮膚科学や美容医療などの専門分野に焦点を当てた研究やシンポジウムの開催も予定されています。これにより、国際的なネットワークを構築し、教育者、研究者、医療従事者間の連携を深めていくことが期待されています。
CICMはASEAN地域の国際医療教育機関として、臨床および基礎医学の両方で卓越した教育と研究を行っており、SBCの理念と密接に結びついています。特に、SBCが掲げる「アジアから未来の医療を創造する」というビジョンと、CICMの使命である「国際的視野を備えた医療人材の育成」が合致する点が、今回の連携の大きな強みとなるでしょう。
この新たな提携によって、SBCメディカルグループは医療教育と研究における国際的な基盤を強化し、革新的で安全な医療の発展に大きく貢献していく姿勢です。多様なクリニックブランドを展開するSBCは、今後もグローバルな視点を持ちながら、様々な医療分野での活動を続けていく予定です。
SBCメディカルグループホールディングスは、先進的な美容医療を含む多岐にわたる診療を行っており、メディカルツーリズムやアジアの他国への拡大を目指しています。そして2024年には米国NASDAQ市場への上場を果たし、2025年には米国小型株指数「ラッセル3000」にも選定される見通しです。
今後も「メディカルイノベーションにより、世界中の人々の幸福度向上に貢献する」という理念を持ち、信頼性の高い医療サービスを提供し続けることが期待されています。この提携を契機に、SBCメディカルグループは新たな高みを目指すことでしょう。成長する中で、世界中の人々に対して医療の革新を提供し、未来の医療環境をより良いものにするための努力を続けていくことを誓っています。