毎日新聞社とリンベル社が提携、電子クーポン導入で新たなサービスを提供

毎日新聞社とリンベル社が業務提携を締結

2023年9月5日、東京に本社を置くリンベル株式会社と株式会社毎日新聞社が業務提携契約を結びました。両社の連携により、特別なサービスの提供が開始されることが発表され、これはデジタルコンテンツと新しい購読体験の融合を目指すものとなっています。

業務提携の背景とは

毎日新聞社は創刊150周年を迎えた2022年を機に、2030年ビジョンとして「個を見つめ、世の中に伝え、社会をつなぐコミュニケーター・カンパニー」への転身を掲げました。これに基づき、信頼性のある情報を提供し、社会的な課題に対するソリューションを模索しています。これに対し、リンベル社はブライダルギフトを中心にカタログギフトの販売に特化した企業で、1987年の設立以来、業界の先駆者として知られています。特に、全国の地域産品を特集した「日本の極み」シリーズの展開を通じて、価値ある商品を提供してきました。

提携内容の概要

10月から、毎日新聞デジタルのプレミアム・宅配購読者向けに、リンベル社の「リンベル公式オンラインストア」で使える特別クーポン「リンベルeクーポン」を導入することが決定しました。この電子クーポンは、購読者が特定のプランに加入している場合に利用可能で、毎月のクーポン提供が行われる予定です。

この提携により、それぞれの企業が持つ強みを生かして新しい収益モデルを作り出すことを目指しています。具体的には、両社間の相互集客、コンテンツ連携、ブランドイメージの向上を図ります。

新たなサービスの期待

毎日新聞社は従来の新聞だけでなく、デジタルメディアにも力を入れています。今後は、速報や特集記事がデジタルでも充実し、様々な情報が読者の手に届く体制が整います。加えて、リンベル社は業界トップの選択肢を誇る商品ラインナップを持ち、これを活かした特性のあるコンテンツが提供されます。特に、「ギフトコンシェルジュ」による記事提供では、冠婚葬祭など様々なシーンに合わせた情報が提供されます。

この提携によって、毎日新聞デジタル内には特設ページが開設され、会員は最新のギフト情報やサービスを手に入れることができるようになるでしょう。両社は、提携を通じて新しいユーザー層を引き寄せる取り組みを進めていくことを明言しています。