大学発ディープテック企業の成功ストーリー
モバイル・インターネットキャピタル株式会社(以下、MIC)は、公式ポッドキャスト『スナック起業家のキモチ』にて、大学発スタートアップであるNanoFrontier株式会社(以下、NanoFrontier)の特別シリーズを配信開始しました。このシリーズでは、大学の研究技術がどのようにして商業化に至ったのかを深く掘り下げ、ディープテック領域におけるベンチャーキャピタル(VC)の役割について具体的な事例を通じて紹介します。
NanoFrontierの創業と成長の背景
このシリーズの初回では、NanoFrontierの代表である井上誠也氏をゲストに迎え、彼がどのようにして大学の研究技術をビジネスに結び付けたのかを振り返ります。井上氏は、研究者との出会いをきっかけにわずか4ヶ月での起業を果たし、環境やエネルギー、AIインフラを支える最先端材料の開発に取り組んでいます。このような短期間での起業は、ディープテック分野では稀有な成功例であり、その裏にはどのようなプロセスがあったのかを紐解くことで、起業家とVCの関係についても理解が深まります。
VCと大学発ベンチャーの相互作用
大学発のスタートアップは近年増加傾向にあり、2024年10月時点で過去最高の5,074社に達しています(経産省調査より)。しかしながら、ディープテックの世界では、研究とビジネスの橋渡しがのれんをくぐるように難しい現実があります。多くの企業が商業化に向けた開発や製品化段階での壁にぶつかり、時間と資金がかかる点でソフトウェア系のビジネスよりも難易度が高いのです。これに対し、MICは単なる資金提供者としてだけでなく、「技術と市場をつなぐパートナー」としての役割を果たすことが求められていると認識しています。研究者と起業家のマッチングや事業戦略の相談、さらに技術の社会実装を支援する活動を通じて、成功に向けた後押しを行っています。
聴きどころとエピソードの内容
本シリーズは、全3回にわたって、ディープテック企業の成り立ちや成長を語ります。
- - エピソード1:「ノリと行動力」が可能にした、素材屋という生き方
スポーツ少年からAI研究へ。そして最終的に大学発スタートアップを設立した井上氏のキャリアと意志決定について迫ります。2026年3月3日(火)17時より配信予定。
Microsoftでのキャリアを経て、退職後に事業構築をスタートした井上氏の苦悩と進展を語ります。配信は2026年3月10日(火)に。
- - エピソード3:薬の技術がデータセンターを救う?
大学の研究を活用してNanoFrontierを起業した井上氏と、彼を支えるキャピタリストとの対話を通じて、次世代の研究開発モデルを探ります。2026年3月17日(火)に配信。
MICの理念とこれからの展望
MICの社長元木新氏は、NanoFrontierへの投資は出会いから始まったという信念を語ります。井上氏の挑戦に寄り添い、技術の社会実装に向けた全力を尽くす決意を表明しました。また、インベストメントマネージャーの木本恭介氏は、NanoFrontierが新しいビジネスモデルを創出し、成功を収めると確信しています。
このポッドキャストシリーズを聴くことで、ディープテックスタートアップの実態やVCの役割、そして未来の可能性を感じ取ることができるでしょう。ぜひお楽しみに!
配信概要
- - 番組名:『スナック起業家のキモチ』
- - 配信スケジュール:毎週火曜日17時
- - 配信先:Spotify、Apple Podcast、YouTube ほか各種プラットフォーム
会社概要
モバイル・インターネットキャピタル株式会社は1999年に設立されたベンチャーキャピタルです。ITやデジタル領域の企業に投資を行い、これまで24社のIPOを支援してきました。総額105億円規模のファンドを運用し、シードから成長期までのスタートアップをサポートしています。