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静岡県富士市に新たなホスピス医療支援住宅「メディホス静岡富士」が開設

株式会社メディホスは、2024年11月14日、静岡県富士市に難病および末期がん患者向けのホスピス医療支援住宅「メディホス静岡富士」を開設しました。東京、神奈川、静岡、山梨で施設事業、訪問看護事業、訪問介護事業を展開するメディホスにとって、新たな一歩となる施設です。

近年、日本は超高齢社会を迎えており、難病や末期がん患者は増加の一途を辿っています。厚生労働省のデータによると、難病患者は約90万人、年間の末期がん患者は約37万人にも上ります。しかし、地域によっては適切な医療や介護を受けられないケースも多く、在宅療養の負担増加や、施設入所のハードルが高いといった課題が浮き彫りになっています。特に、終末期ケアや専門的な医療支援が必要な患者にとって、その課題は深刻です。

「メディホス静岡富士」では、これらの課題解決を目指し、関係機関との連携を強化。専門的な医療ケアと充実した介護サービスを提供することで、患者とご家族の生活の質（QOL）向上に貢献します。施設長の長谷川拓耶氏は、「住み慣れた場所で自分らしい生活を最期まで続けられるように」という想いを胸に、患者の個別ニーズに合わせたケアを展開することを強調しています。

「メディホス静岡富士」の特色

「メディホス静岡富士」では、24時間体制で専門的な医療ケアと介護サービスを提供します。これは、メディホスの他施設と同様の体制です。単に医療を提供するだけでなく、日々のコミュニケーションを通して患者の「したいこと」を積極的に叶えることで、患者自身の満足度を高め、同時にご家族の心理的・肉体的負担軽減を目指します。

地域社会への貢献

メディホスは、地域に密着したサービス提供を継続し、患者一人ひとりが豊かで充実した生活を送れるよう、社員一同、尽力していく所存です。この新しいホスピスの開設は、富士市の医療体制強化にも大きく貢献すると期待されています。高齢化が進む地域社会において、質の高い終末期医療を提供する「メディホス静岡富士」の存在は、多くの患者や家族にとって大きな希望となるでしょう。今後、同施設が地域医療における重要な拠点となることが期待されます。

※データ出典：
※1 難病情報センター指定難病受給者証保持者数R4年度末統計（https://www.nanbyou.or.jp/entry/5354）
※2 がん情報サービス最新がん統計（https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html）

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