最新の通信技術を支えるポリイミドの特性と未来を探るセミナー開催

最新の通信技術を支えるポリイミドの世界

2024年11月27日、水曜日に開催されるオンラインセミナー『ポリイミドの基礎、分子設計、特性制御と高速通信用途に向けた低誘電損失化』は、急速に進化する通信技術に対応するための重要な知識を提供する貴重な機会です。このセミナーでは、高性能通信材料として注目を集めるポリイミドについて深く学び、その特性や応用について理解を深めることができます。

セミナーの概要

本セミナーは、Zoomを通じてライブ配信され、参加者は専門家から直接知識を得ることができます。参加費は税込で45,100円で、電子資料が配布される予定です。また、セミナーではポリイミドの基礎知識から最新の開発状況まで幅広い内容を取り扱います。

詳細なプログラム

講師

本セミナーでは、FAMテクノリサーチの代表である山田保治博士が講師を務めます。博士は30年以上にわたるポリイミドに関する研究開発の経験を持ち、多くの成功例と豊富な知識が魅力です。

セミナー内容

セミナーでは以下のトピックが扱われます：

- ポリイミドの基礎知識（開発史、構造、合成法）
- 変性ポリイミド（MPI）の種類と特性
- 高速通信用材料の開発状況と課題
- 5G・6G通信における低誘電損失ポリイミドの重要性

これらのテーマは、通信技術の進展とともにますます重要になっていくことでしょう。特に、低誘電率や低誘電正接、低吸水性といった特性は、高速通信を実現するためには避けて通れないポイントです。

ポリイミドの重要性

ポリイミドは、1960年代に米国DuPont社によって事業化された高機能エンジニアリング樹脂であり、宇宙航空材料や電子機器に不可欠な素材として広く利用されています。また、近年では5G・6G通信技術の進展に伴い、国内外でさまざまなポリイミド材料が開発されています。

今回のセミナーでは、ポリイミドの分子設計や特性制御の観点から、新しい材料がどのように開発されているのかを具体的な事例を交えて解説します。特に、低誘電損失ポリイミドの取り組みや市場動向に関するお話は、参加者の皆様にとって大いに役立つことと存じます。