「例解学習辞典」川柳コンテスト、入賞作品を発表！言葉の魅力を再発見

「例解学習辞典」川柳コンテスト、入賞作品を発表！

株式会社小学館による「例解学習辞典」公式Xアカウントでは、2024年9月3日から9月30日の期間に「#例解学習辞典presents川柳コンテスト」が開催されました。このコンテストでは、332件の応募が寄せられ、ユーモアや家族の絆、学びのエピソードを詠んだ個性豊かな川柳が集まりました。

コンテストの目的

今回のイベントは、「例解学習辞典」の魅力を再発見してもらい、皆さんに言葉を学び楽しむきっかけを提供することが目的です。多くの応募の中から特に魅力的な川柳を選び、入賞作品を発表することで、さらなる関心を引き出そうとしています。

入賞作品とコメント

選出された5作品を以下にご紹介します。また、編集部からのコメントも併せて掲載します。

1. 《柿食えば葡萄も梨も欲しくなる》
コメント：「まさに食欲の増す秋。おいしい果物が増えて、我慢できなくなる様子がよく伝わってきます。編集部内でも共感の声が多い作品でした！」

2. 《眼鏡どこ鏡を見たらある答え》
コメント：「辞典を調べるためにメガネを探す様子が描かれていて、あるあるな光景ですね。」

3. 《聞き取れぬ孫の言葉は外国語》
コメント：「新しい言葉の理解が追いつかない様子がユーモア満載で、共感を呼ぶ作品です。」

4. 《我が息子漢字読めぬが空気読む》
コメント：「漢字が不得意でも、世間をよく理解している息子の姿が微笑ましい一作です。」

5. 《成長を手垢まみれで知る辞典》
コメント：「手垢のついた辞典を見ることで、過去の学びを思い返す瞬間が描かれています。」

参加者の声と反響

コンテストには、子どもたちや親御さんを中心に、「辞書を通じた思い出」や「学びの経験」をテーマにした温かいエピソードが数多く投稿されました。特に家族の日常と学びのストーリーが詠まれた作品が印象的で、日本語の奥深さを感じるきっかけとなりました。

応募された作品からは、「辞典を引く楽しさ」や「言葉を学ぶ喜び」が色濃く表現され、多くの人が共感できる作品ばかりでした。SNSでは世代を超えた交流も生まれ、保護者と子どもが一緒に参加する姿が見られました。このことは、国語辞典を通じて言葉を楽しむ文化が広がっている証拠です。

今後の展望

「例解学習辞典」は今後も、言葉を通じて学び成長する楽しさを伝えつつ、多くのキャンペーンを展開していく予定です。デジタル化が進む現代において、辞書の持つ魅力や知識の深さを SNSやオンラインを通じて広める取り組みも考えています。

辞典は、子どもから大人までの「ことばのパートナー」として、多くの方々に役立つ存在であり続けることを目指しています。