セーフィーのクラウドカメラが新たな防災サービスへ
セーフィー株式会社は、東京海上レジリエンス株式会社が2023年7月1日より提供を開始する「リアルタイムハザード」サービスに、自社のクラウドカメラを採用したと発表しました。この取り組みは、防災に特化した新しいソリューションを提供し、事業者や地域の安全を高めることを目的としています。
目指すは被害の最小化
「リアルタイムハザード」は、センシングデバイスを利用して浸水の発生および状況を瞬時に把握することが可能です。このサービスは、東京海上日動火災保険株式会社が発起人となり、様々な業界の専門家が参加している「防災コンソーシアムCORE」の下で開発されました。
セーフィーが提供するLTE搭載のクラウドカメラ「Safie GO」は、浸水の進行をリアルタイムでモニタリングできるため、商材を避難させたり、迅速な対応を可能にします。この新たなサービスが特に求められるのは、製造業や屋外での物品管理が必要な事業者です。
サービスの詳細: リアルタイムハザード
本サービスでは、以下の機能が実装されています。
- - クラウドでのモニタリング: Safie GOが撮影した映像はクラウドに保存され、スマートフォンやPCからアクセスすることで、いつでもどこでも確認ができます。
- - 即時アラート: 浸水が発生すると、ハザードマッピングセンサー「冠すいっち」がそれを検知し、関連情報をアラートメールとして通知します。
- - インストールの容易さ: コンパクトなデザインで電源の確保ができれば簡単に設置できるのもポイントです。
このように「リアルタイムハザード」は、浸水の発生を早期に捉え、事業者が迅速に対応できる環境を整えています。
セーフィーのビジョン
セーフィーの理念は「映像から未来をつくること」です。彼らは、クラウド録画サービス市場でのトップシェアを誇り、企業から個人まで幅広いユーザーが活用できる映像プラットフォームを提供しています。
今後も、セーフィーはデータガバナンスやプライバシー保護に注力しながら新たなソリューションを探求しつづけるでしょう。また、社会全体の防災意識を高めるための啓発活動にも積極的に参加しています。
まとめ
このように、セーフィーのクラウドカメラが「リアルタイムハザード」に採用されることで、より安全な社会の実現が期待されます。技術と連携を駆使した新しい防災のスタンダードが、今後の災害への対応を大いに助けてくれるでしょう。