周防大島で竹アートを通じた環境保護イベントを開催！

周防大島での環境保護イベントの概要

周防大島は美しい自然環境に恵まれた場所であり、地元の文化や歴史を伝える貴重な資源でもあります。この度、戸田建設株式会社と東和観光開発株式会社が共同で「周防大島の環境保護を考えるイベント」を開催することが決定しました。このイベントは、島の特徴である竹をテーマにして、山を守ることを目的としています。

開催の背景

山口県周防大島は、瀬戸内海に浮かぶ美しい島です。この島には世界最大級のミネラル豊富な二ホンアワサンゴ群生地が広がっています。しかし、近年は過疎化や高齢化が進行し、竹林が適切に管理されないケースが増加しています。竹は根が浅く、土壌の水分保持能力が低いため、周辺環境に悪影響を及ぼすことがあります。その結果、貴重な観光資源であるニホンアワサンゴにまで悪影響が及ぶ可能性があります。

この問題を解決し、竹と共生する方法を模索するために、イベントを企画しました。竹アートを通じて、参加者が環境問題について考えるきっかけを提供することが目的です。

イベントの詳細

このイベントは6月15日から8月31日まで開催され、以下の内容が予定されています。

1. 竹アートの展示
開催中、マリッサリゾートサザンセト周防大島のロビーエントランスに、地元アーティストの竹を使った作品が展示されます。いけばな草月流の作家、金子凛草氏の作品も紹介される予定です。ここでは、参加者が竹の輪を用いて自由にアートを楽しむことができます。

2. 七夕週間イベント
6月15日から7月7日には、来館者が竹の短冊に願い事を書き込むことができます。竹をテーマにしたオブジェを完成させる、参加型のイベントです。

3. 生態系保護への取り組みの紹介
展示期間中に、竹炭製作の紹介も行います。放置されている竹を利用し、環境保護につなげるための活動を周知します。

主催と協賛

このイベントは、マリッサリゾートサザンセト周防大島が主催し、戸田建設株式会社が協賛しています。また、エシカルバンブー株式会社が協力し、持続可能な素材である竹を活かした商品を紹介します。

サステナビリティへの取り組み

戸田建設グループは、「Build the Culture. 人がつくる。人でつくる。」というスローガンを掲げ、地域社会に貢献する取り組みを進めています。このイベントを通じて周防大島の自然や文化を次世代に繋げることを目指し、地域に根ざしたサステナブルな社会の実現を目指します。参加者はこの活動に触れ、自然との共生について深く考える機会となることでしょう。

今後も、イベントは続く予定ですので、ぜひご参加いただき、周防大島の美しい自然を守るために一緒に考えましょう。