最近、イーサリアムの国際的なイベント「ETHDenver」が盛況に開催され、そこでモデレーターとして登壇したのがNonagon Capitalの岡本和士氏です。イーサリアムの開発者や起業家、投資家たちが集まり、未来のブロックチェーン技術について熱い議論が繰り広げられました。このイベントの中で、岡本氏はAIエージェントやロボットによる新しい決済システムの実現可能性についてのパネルディスカッションを主導しました。
ETHDenverは、イーサリアム・ブロックチェーンに貢献する人々が集う重要なイベントです。運営は自律分散型組織であるSporkDAOによって行われ、今年で8年目を迎えました。イベントには多くの著名人が参加し、特にイーサリアムの創設者であるVitalik Buterin氏も登壇。2026年に向けたイーサリアムエコシステム의方針や、ブロックチェーン技術の普及に向けた施策が議論されました。
岡本氏がモデレーターを務めたセッションでは、「AI DEPIN Robotics Mini Summit at ETH Denver」をテーマに、AIの導入によってロボットやエージェントはどのように決済ができるのかを探ります。参加者は、事業面と技術面から様々な見解を出し合いました。判断の礎となる本人確認、権限管理、エージェントの信頼性をどう数値化するかといった重要なテーマが話されました。
特に焦点が当てられたのはエージェント経済圏の実現に関する次の3つのポイントです。①エージェントの自律性の実現、②損失発生時の責任の所在、③支払い・ID・UXの標準化です。これらの議論を通じて、岡本氏はAIとブロックチェーンの未来が交わる地点での新たな課題解決の糸口を見出すことができました。エージェントの能力を活かすためには、信頼性確保や損失責任の適切な分配など、参加者間での協力が不可欠です。
岡本氏は、これらの集まりを通じて得られた情報を利用し、さらに多くの国際会議やイベントでの講演活動を提案しています。テーマとしては、米国の規制環境、DeFi運用の実態、ベンチャー投資の現状など、多岐にわたります。Nonagon Capitalはブロックチェーンの最新情報や事業開発に関する知識を共有することに力を入れています。
最終的に、岡本氏は「普及の鍵は使いやすさであり、ユーザーがすぐに使いたくなるような体験設計が重要である」と締めくくりました。これからの技術がどのように進化し、私たちの生活を変えていくのか、ますます注目が高まります。
【岡本和士(おかもと かずし)のプロフィール】
岡本氏はNonagon Capitalの共同創業者であり、世界中のシード期プロジェクトを対象に投資を行っています。以前は大手証券会社でのM&Aバンカーとしての経験があり、現在はWeb3に関する深い知識と経験を持っています。彼は世界の多様なWeb3プロジェクトのアドバイザーとしても活躍しており、最新の技術トレンドに敏感に反応し、未来のビジョンを描く重要な役割を果たしています。
今回の「ETHDenver」参加を通じて、岡本氏は一層のネットワーク構築と知見を広める貴重な機会を得ました。今後も彼の活動が日本と国際市場の架け橋となることを期待しています。