株式会社コージェントラボは、次世代AI OCR「SmartRead」に業界特化の機能を追加しました。この新機能は、建設やビルメンテナンス業界で使用される工事・作業見積書を対象に、自動的に文書を読み取る能力を持っています。これまで多くの企業が直面していた文書確認やデータ入力にかかる手間を大幅に軽減することが期待されています。
背景
建設業界では、取引先から送られてくる工事や作業見積書の処理に多くの労力がかかります。具体的には、見積書の内容を確認し、システムに登録し、さらにエクセルへの転記といった一連の作業が必要です。また、これらのプロセスはBPO業務においても同様です。特に内容確認やデータ化の作業においては、効率化のニーズが高まっています。コージェントラボは、そのニーズに応える形で「SmartRead」を開発しました。これにより、従来必要だった設定の手間が省かれ、工事・作業見積書を高精度で素早く処理できるようになります。
自動読み取り機能の特長
この新しく追加された自動読み取り機能には、以下のような特長が含まれています。
1.
高精度な項目認識: AIが工事・作業見積書内の項目(件名や明細、法定福利費など)を自動的に認識します。レイアウトの違いや項目名称の揺らぎに関係なく、数十項目にわたる情報を高精度で読み取ることができます。
2.
確認修正画面: 読み取った情報は瞬時に確認できる画面で表示され、必要に応じて修正することが可能です。これにより、確認や修正にかかる時間を大幅に減少させます。
3.
API連携: 読み取ったデータはAPIを用いて他のシステムとスムーズに連携できます。これにより、後続の処理業務がさらに効率的に行えます。
対象業界
主に建設業、マンションやビルメンテナンス業界、不動産、そしてBPO業務に特化した企業が対象となります。コージェントラボは、これからも各業界の業務改革(DX)を推進し、More documents that can be read by “SmartRead” will be added as part of their ongoing efforts.
コージェントラボの将来展望
今後、コージェントラボは、自社独自の文書に特化した読み取り機能も開発していく計画です。また、どのようなニーズにも柔軟に応えられるサービスを提供するため、未知の文書にも対応できる技術の開発を進めています。
会社情報
株式会社コージェントラボは、知的労働のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するため、最先端のAI技術を活用した実用的なサービスを提供しています。特に文書処理の分野において、高度な自然言語処理技術を駆使して、企業の生産性向上へ寄与する取り組みを行っています。
本社所在地は東京都港区で、2014年に設立され、現在も急成長を遂げています。公式ウェブサイトでは、詳細な情報や問い合わせが可能です。興味のある方はぜひお立ち寄りください。