CSLベーリング、希少疾患支援の新たな取り組み
CSLベーリング株式会社が、新しいプロジェクト「RARE LiNK PROJECT」を始動しました。このプロジェクトは、希少疾患に苦しむ人々の声を社会に届けるためのもので、2025年7月28日からスタートします。スローガン「ひとりを、ひとりぼっちにさせない。」のもと、患者やその家族が隔てられない社会を目指しています。
プロジェクトの背景
希少疾患という言葉は、特に患者数が5万人未満の疾患を指し、患者同士のつながりが非常に弱いという現実があります。味方になってくれる医療関係者、同じ病気を持つ仲間が少ないために、多くの患者さんやご家族は孤独を感じています。このような状況を打破するべく、CSLベーリングは「RARE LiNK PROJECT」を立ち上げ、声を寄せ合い、支え合うことを目指しています。
プロジェクトの3つの柱
このプロジェクトは、次の3つの柱で構成されています:
1. ### 声の収集
新しい取り組みとして、患者さんやその家族、医療関係者のリアルな声に耳を傾けます。その声を特設ウェブサイトを通じて募集し、今後の活動の土台とします。
2. ### 声の見える化
収集した声を定量的かつ定性的に分析し、見えにくかったニーズや課題を可視化します。これにより、社会全体にそれらの課題を知らせ、共通の理解を深めます。
3. ### 声の発信
様々なメディアを通じて患者さんの声を広く伝え、共感を呼び起こします。これにより具体的な支援へ結びつけ、支え合う社会づくりを進めます。
CSR活動としての位置づけ
CSLベーリングはこれまで、革新的な治療薬の研究開発を通じて希少疾患に取り組んできましたが、「RARE LiNK PROJECT」はその延長線上にあります。このプロジェクトを通じて、さらに多様なパートナーと積極的に連携し、より良い解決策を模索していく所存です。
お問い合わせと参加方法
プロジェクトへ参加を希望される方は、専用サイトを訪問し、声を届けてください。そこでは、自身の経験や課題、希望など何でも構いません。CSLベーリングはそれをしっかり受け止め、活動に活かしていきます。
RARE LiNK PROJECT 専用サイト
企業情報
CSLベーリングは、バイオテクノロジーの分野で革新を追求し、生物学的製剤の開発を行う企業です。重篤かつ希少疾患に対する特化した治療薬を提供してきました。その理念は、全ての患者さんに最大限の医療を提供することです。日本では特に免疫疾患や希少疾患、血友病において優れた成果を上げています。今後も日本の医療の向上と患者さんの生活の質の向上に貢献していくことでしょう。
CSLベーリング株式会社に関する詳しい情報は、
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