ミスミが生成AIを活用した新サービスを発表
株式会社ミスミグループ本社(9707)は、2025年8月26日にMISUMI ECサイトで使用する生成AIチャットボットを本格導入します。この革新的なシステムにより、顧客の問い合わせ対応がスムーズになり、待ち時間を従来の平均から97%も削減することが期待されています。
1. 背景と導入の目的
ミスミが取り扱う製品は、主に自動化装置や設備に組み込まれ、それぞれが生産プロセスに不可欠な役割を果たしています。しかし、部品の納期に不備があると生産全体に悪影響を及ぼすため、正確かつ迅速な情報提供が求められます。顧客からの問い合わせは年に約10万件に達しており、これを効率的に処理する必要性が高まっています。
従来の方法では、オペレーターが電話やメールで対応していたため、長時間お客様をお待たせすることが多く、顧客の負担が大きな問題となっていました。そこで、ミスミはAIチャットボットという新たな選択肢を導入し、24時間いつでも、迅速に情報を提供する体制を整えました。
2. AIチャットボットの機能
ミスミのAIチャットボットは、技術サポートとカスタマーサービスの二つの主要機能を備えています。「技術サポート」においては、3000万点以上に及ぶ豊富な商品データベースを利用し、顧客からの質問に対して瞬時に情報を提供します。これにより、従来1時間かかっていた回答時間がわずか40秒に短縮され、合計で98%の効率化が実現されます。
一方、「カスタマーサービス」では、顧客の注文後のキャンセルや変更、返品について、その場で可否を判定し、必要な手続きを案内することが可能です。この機能の導入により、平均回答時間は10秒程度とされ、97%の時間削減が見込まれています。
3. 今後の展望
ミスミはこのAIチャットボットの導入を契機に、顧客満足度の向上を図り、インダストリアル・オートメーション業界においても新たな価値を提供していく方針です。AI技術を活用することにより、より多様なニーズに応えて生産性の向上に寄与することを目指しています。今後もサービス拡充を進め、顧客の利便性向上に努めてまいります。
4. まとめ
ミスミの生成AIチャットボットは、急成長するデジタル社会において、企業が顧客サービスを向上させるために必要な最新の施策の一環です。簡単に使えるインターフェースで、顧客は必要な情報を迅速に得ることができるようになるでしょう。今後のサービス向上に期待が高まります。