IGLTA世界総会2024が大阪で開催
国際LGBTQ+旅行協会(IGLTA)は、2024年10月23日から26日の間、大阪で初のアジア開催となる世界総会を計画しています。このイベントは、45カ国以上の旅行業界関係者が集結し、LGBTQ+ツーリズムの知識を深め、意見交換を行う重要な機会です。
IGLTAの活動は、旅行業界が多様性を尊重し、LGBTQ+コミュニティを受け入れることを促進することにあります。今大会のメイン会場は、IGLTAから認定されたアジア初のホテルであるスイスホテル南海大阪です。ここでは、業界のリーダーたちが多様なセッションを通じて、最新のトレンドや成功事例を紹介します。
大会の見どころ
レセプションパーティ
大会のオープニングイベントが、ザ ランドマークスクエア オオサカで行われ、参加者は大阪の美しい景色を堪能しつつ大会の開始を祝います。
スピーカーセッション
このセッションでは、LGBTQ+ツーリズムの専門家が、業界におけるトレンドや成功事例をシェアします。特に、生成AIという新たな技術の活用方法についてのトピックが注目されており、今後のビジネスに影響を与えるであろう情報が多数提供される予定です。
教育ワークショップ
参加者は、LGBTQ+ツーリズムにおけるベストプラクティスや、Z世代の旅行者の特性について深く学ぶことができます。また、黒人、先住民、有色人種(BIPOC)やトランスジェンダー/性的多様性を持つ旅行者のニーズに焦点を当てたワークショップも用意されています。
ネットワーキング
大会では、同業者との交流を目的としたイベントも充実しています。世界中から集まるLGBTQ+ツーリズムのリーダーとのランチイベントやメディアネットワーキングの機会が提供され、参加者にとって有益な人脈形成の場となります。
参加方法
フルパスを購入すれば、オープニングレセプションやワークショップ、クロージングレセプションなど、すべてのイベントに参加することが可能です。また、1-Dayパスも用意されており、特定の1日だけの参加もできます。日本からの参加者には特別料金も適用され、予約はIGLTA公式サイトにて受け付けています。
大会開催に寄せたメッセージ
IGLTAのCEOであるジョン・タンゼラ氏は、「大阪で初めての世界総会が開催できることに非常に喜びを感じています。アジアにおけるLGBTQ+ツーリズムの未来を強調するこの大会は、参加者にとって重要な意味を持つことを確信しています」と述べています。
一方、大阪観光局の理事長、溝畑宏氏は、「大阪は誰もが安心して楽しめる旅行先を目指しており、IGLTAがこの地を選んでくれたことを誇りに思います。大会を通じて、大阪の魅力を国内外に発信する機会を楽しみにしています」と語っています。
IGLTAは、LGBTQ+コミュニティと観光業界をつなぐ組織で、80カ国にわたるネットワークを持っています。大会の詳細情報や今後の予定は、公式サイトで確認できます。