徳島県の伝統文化を楽しむ！新民泊「BLUE CAT INN」オープン

新しい宿泊体験を提供する「BLUE CAT INN」

徳島県徳島市北出来島町に位置する秋山商店が手掛ける新たな民泊、「BLUE CAT INN」が2025年8月1日にオープンします。この民泊は、徳島県産素材をふんだんに使用した和室を備え、旅行者がゆっくりとくつろげる空間を提供します。特に、阿波おどりや四国旅行の拠点として、地域の文化と接することができるのがこの施設の最大の魅力です。

和の空間でのひととき

「BLUE CAT INN」は、自宅兼店舗ビルの2階を改装した貸し切り型の民泊です。こちらの民泊は、代表の秋山雅美が自ら手掛け、代々続く伝統を受け継ぎつつも、新たな試みを行っています。内装は、徳島の特産である藍の色合いを基にデザインされており、県産の和紙や藍染レザー、大谷焼の洗面ボウルといった地元の素材が随所に使われています。

宿泊する際は、プライベートな和室を体験でき、滞在中に伝統的な家庭の雰囲気を感じられます。さらに、秋山商店の自社商品「茶宝箱」の展示スペースも併設されており、訪れる人々がその品質を手に取って確かめることができるのも一つの楽しみです。

文化体験プログラムの展開

この民泊では、今後多彩な体験プログラムの提供も予定されており、茶道や書道、着付け、木工体験などが計画されています。地域の伝統文化を身近に体験しながら泊まることのできる空間として、国内外の観光客に新たな価値を提供することを目指しています。

また、宿泊中は、地元屋台での特典として、無料クーポンを提供するプランもあり、夏には美味しいチュロスやピザフリッタ、冬には天津甘栗を楽しめる屋台の体験も楽しめます。これらのサービスにより、旅行者には徳島ならではのペースで地域の文化を満喫してもらえます。

秋山商店の歴史

秋山商店は、80年以上の歴史を有し、地域の祭礼や文化行事に密接に関わりながら事業を営んできました。阿波一之宮・大麻比古神社の初詣には自社の屋台を出店し、地域に根ざした活動を続けています。最近では、伝統を重んじながらも新たな挑戦として、「茶宝箱」と呼ばれる茶道用の茶箱を開発し、地域文化の普及に努めています。

さらに、最近は大阪万博や徳島県イベントでその製品を展示し、国内外に徳島の魅力を発信しています。今回の「BLUE CAT INN」開業も、その一環として新たな形で地域文化を訪れる人々に伝える試みとなっています。

今後、宿泊を通じてさまざまな文化体験ができる場所として、地元の観光業や経済活性化にも寄与していくことでしょう。徳島を訪れた際には、是非とも「BLUE CAT INN」に宿泊し、地域独自の文化を体験してみてはいかがでしょうか。