ホリエモンAI学校とINCLUSIVEが地方DX推進の協業を開始

ホリエモンAI学校とINCLUSIVE、地方DX推進で新たな協業開始

2024年3月6日、オンライン研修とDXコンサルティングを提供する都内のホリエモンAI学校株式会社と、地域創生に向けた事業を展開するINCLUSIVE株式会社が、地方におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に向けた戦略的協業を発表しました。この提携は、日本社会が直面する深刻な労働力不足や、地方のレガシー産業におけるDXの導入の遅れを解決することを目指しています。

背景

日本は少子高齢化が進み、特に地方の中小企業や製造業、農業などのレガシー産業では人材確保が難しくなっています。このような状況下、業務の生産性向上が急務となる一方、生成AIを含む新技術の導入は期待されているものの、専門的な知識を持った人材の不足や、AI技術の普及が進まない現実があります。

ホリエモンAI学校は、AIの実用化に焦点を当てた約240本の実践的なオンライン講義を提供し、現場での活用を促進する伴走支援を行っています。INCLUSIVEは「Creation of New Value」の理念に基づき、地域の価値を向上させる活動に取り組んでいます。これらの強みを結集することで、企業や地域が直面するデジタル化の課題を共に解決しようという姿勢がこの協業の根底にあります。

主な取り組み内容

この提携によって、以下のような施策が展開される予定です。
1. AIソリューションの顧客開拓
INCLUSIVEの顧客ネットワークを活かし、DXのニーズを持つ地方やレガシー産業へのAIソリューションを提案します。これにより、業務の効率化やコスト削減、さらには新たな事業機会の創出を支援していきます。

2. AI人材育成プログラムの共同提供
INCLUSIVEの顧客を対象に、ホリエモンAI学校のカリキュラムをカスタマイズし、企業のニーズに合わせたAI人材の育成支援を行います。この伴走型支援を通して、企業全体の生産性向上を図ります。

3. AI起業家・事業家育成エコシステムの構築
ホリエモン氏が掲げる「AI起業家」構想とINCLUSIVEの事業創出に向けた機能を結びつけ、個人や企業がAIを活用して新しいビジネスを立ち上げられる仕組みづくりを進めます。

関係者のコメント

各社の代表者は、今回の提携についてコメントを寄せています。ホリエモンAI学校のCEO、荒木賢二郎氏は「INCLUSIVEの広範なネットワークと事業開発力は、AIを地方に浸透させるために不可欠です」と述べ、全国でのAI活用の未来に期待を寄せました。

一方、INCLUSIVEの社長、藤田誠氏は「AIは当社のビジョンである新しい価値の創造に向けた基盤技術です。ホリエモンAI学校の教育内容と堀江貴文氏のブランドは、DXの促進と新たな事業の創出に大きく寄与する冒険的な提携です」と語っています。

会社概要

ホリエモンAI学校株式会社
設立：2024年3月6日
所在地：東京都新宿区新宿4-3-15 レイフラット新宿B棟3F
事業内容：オンライン研修、DXコンサルティング、AI人材育成事業

INCLUSIVE株式会社
設立：2007年4月3日
所在地：東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
事業内容：メディア事業、デジタルマーケティング、地域創生事業

今後、この協業が日本の地方にどのような変革をもたらすのか、注目が集まっています。

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