太陽ホールディングス主催の社内eスポーツ大会 'SF6 TAIYO CUP 2024'がついに開催

太陽ホールディングスがeスポーツ大会 'SF6 TAIYO CUP 2024'を成功裏に開催

2025年2月1日、太陽ホールディングス株式会社は社内eスポーツ大会『SF6 TAIYO CUP 2024』の決勝を東京都台東区にあるesports Style UENOで行いました。この大会は、カプコンの「ストリートファイター6」を使って、国内外のグループ社員約140名が参加する形で実施されました。大会の目的は、社内コミュニケーションの促進やエンゲージメントの向上、そしてブランドに対する理解を深めることにあります。

太陽ホールディングスは、エレクトロニクス材料の製造を行うグローバルな化学企業であり、電子機器に使用されるソルダーレジストのリーダーです。企業のモットーである「楽しい世界は、楽しむ人がつくりだす」を掲げ、ストリートファイターリーグへの長年の協賛を通じて、eスポーツとの関わりを深めてきました。

この社内大会は昨年度から始まり、参加者の数や範囲を拡大。昨年11月から数カ月間、東京、埼玉、大阪、福島、福岡の全国5拠点で地方予選を実施し、各拠点から選ばれた7チームと、韓国と台湾からの2チームが決勝に進む形となりました。決勝戦では、福岡代表チームが見事、他の競争相手を打ち破り、優勝を果たしました。

本大会では、プロゲーマーとしても知られるふり～だ氏が実況を担当し、カプコンのプロデューサー松本脩平氏もゲストとして参加されました。会場は大いに盛り上がり、参加者同士の絆が深まる様子が伺えました。

参加した社員たちは、eスポーツを通じて新たな交流の場を見出し、年間を通じての連携やチームビルディングに有効であると感じたとのこと。実施されたアンケートによると、99%の参加者がチームビルディングやリフレッシュ効果を実感したと回答しました。また、太陽ホールディングスの主力事業に従事する社員から医療・医薬品、ICT&S事業のメンバーまで、多様なバックグラウンドを持つ社員が参加し、コミュニケーションの機会を増やすことに成功しました。

大会を振り返り、カプコンの松本氏は「地域や国を超えたコミュニケーションが生まれ、感動的な瞬間があった」と喜びを語り、来年度以降の継続的な開催を望む声も上がりました。太陽ホールディングスの吉野由季子執行役員も「新しいコミュニケーションの形が生まれ、社内でのエネルギーと創造性の向上につながる」と期待を寄せています。

このような取り組みは、社内の活性化を図るだけでなく、企業文化の深化にも貢献しています。また、ストリートファイターリーグとの親和性を感じた社員は9割に上り、ブランド理解の促進にも一役買ったと言えます。これからの展望として、太陽ホールディングスがeスポーツを通じてどのように新たな価値を創造していくのか、注目が集まります。