カナダのブルーベリーが東京の幼稚園に届いた!
今年もカナダ・ブリティッシュコロンビア州のシルバーバレーファームから、レイ・ビリン社長が日本を訪れ、ブルーベリーを通じた国際交流が行われました。特に注目されたのは、幼稚園児を対象とした出張授業の初開催。2023年から始まったこの活動は、日本の子どもたちにブルーベリーの栄養価や美味しさを知ってもらい、健康的な食生活の支援を目的としています。
出張授業の詳細
今年度の出張授業は2日間にわたり、豊島区の東京音楽大学付属幼稚園と品川区の亀田幼稚園で実施されました。東京音楽大学付属幼稚園では34名、亀田幼稚園では70名の園児たちが参加。授業は「楽しく!おいしく!学ぶブルーベリー出張授業」というテーマのもと、さまざまなアクティビティを取り入れつつ進行しました。
初めにレイ・ビリン社長が挨拶をし、ブルーベリーの魅力を伝えることへの喜びを語りました。「私もみなさんと同じくらいの年からブルーベリーを食べ続けており、そのおかげで今でも元気です」と、実体験を交えて話す姿に園児たちも大いに関心を持っていました。授業の中では、ブルーベリーが収穫される過程も映像で紹介され、園児たちの興味をそそりました。
楽しい紙芝居とクイズ
その後、プロの紙芝居師集団「渋谷画劇団」が登壇し、『ブルーベリーの旅』を上演。紙芝居を通して園児たちとインタラクティブに楽しみながら、ブルーベリーに関する知識を深めました。「ブルーベリーってこんなに美味しいんだ!」と、園児たちの驚きの声が響きました。さらに、管理栄養士の清水加奈子氏がブルーベリーの栄養や特徴をクイズ形式で教え、参加した保護者たちからも感心の声が上がりました。
質問コーナーで盛り上がる
授業の後半では、質問コーナーが設けられ、ブルーベリーに関するさまざまな疑問が園児たちから飛び出しました。「ブルーベリーはどうして栄養がたくさんあるの?」との問いに、レイ社長は「スーパーフードだからだよ」と答え、会場は驚きと期待に包まれました。
冷凍ブルーベリーの試食
授業の締めくくりには、実際に冷凍ブルーベリーを試食する時間が用意されました。園児たちは「めっちゃ甘い!」と笑顔を見せ、「もっと食べたい!」という声も続出。レイ社長は「今後もブルーベリーを食べ続けて、私たちのことを思い出してほしい」と子どもたちにメッセージを送りました。最後には、参加した園児一人ひとりにシルバーバレーファームのオリジナルポーチが手渡され、温かい雰囲気のまま授業が終了しました。
開催概要
- - 主催: シルバーバレーファーム
- - 実施日/実施校: 2025年11月26日(水)東京音楽大学付属幼稚園、2025年11月27日(木)亀田幼稚園
- - 対象学年: 年長・年中
- - 登壇者: レイ・ビリン社長、清水加奈子、渋谷画劇団
このように、カナダのブルーベリーを通じて国際交流が形を変え、楽しくも教育的な体験が日本の幼稚園で行われることは、健康的な食生活の重要性を啓発する良い機会となります。また、こういった取り組みが今後も広がっていくことに期待が寄せられます。