新刊紹介:『ごちそうシネマ─映画とドラマのおいしい話』
2025年10月27日、BMFT出版部から新たな書籍『ごちそうシネマ─映画とドラマのおいしい話』が発売されます。この本は、著者のくみたあきこが手がけたもので、\
雑誌「dancyu」での人気連載「注文の多い映画館」や「シネマとドラマのおいしい小噺」から厳選した75本のエッセイを加筆収録。
食の視点で映画を楽しむ
この本では、映画やドラマに登場する数々の料理や食事シーンを通じて、新しい魅力を発見することができます。たとえば、ローマのスペイン広場で楽しむジェラートや、戦争を背景にしたオムレツが描かれることで、それぞれのシーンが持つ深い意味や美しさを再認識させます。
映画に見る食のドラマ
著者は、映画に登場する食事シーンを通じて、観る人に感情移入を促しています。たとえば、1人での食事を楽しむ『孤独のグルメ』の場面や、仲間で鍋を囲む『きのう何食べた?』のシーンからは、食事の喜びや温かさが伝わります。また、家庭のオムレツに込められた思い出は、観る人の心にも響きます。
誰かと食卓を囲む幸せ
『ごちそうシネマ』では、映画やドラマが描く「食卓」を通じて、誰かと過ごす時間の大切さやそれがもたらす幸せ感を描いています。著者は、観る人が共感できるようなエッセイを展開し、食と人との関係性を深く掘り下げていきます。
素敵なイラストとともに
本書には、フリーランスのイラストレーター、フジマツ ミキの美しいイラストが彩りを添えています。簡潔で心温まるイラストは、文章の内容を一層引き立て、見るたびに新たな発見をもたらします。
書籍概要
- - 著者: くみた あきこ
- - 発売日: 2025年10月27日
- - 価格: 税込2,860円(本体2,600円)
- - ページ数: 384ページ
- - 仕様: 単行本(ソフトカバー)
- - ISBN: 978-4991293474
まとめ
映画やドラマの中の食シーンを楽しむことで、新たな視点からの楽しみ方があることを教えてくれる『ごちそうシネマ』。食と映像の関係性を深掘りし、心温まるエッセイが詰まったこの本を、ぜひ手に取ってみてください。