『ありのまま』の生き方を考える福森伸氏の講演会開催のお知らせ

福森伸氏の講演が開催されます

4月26日（土）、兵庫県神戸市にて知的障害者支援施設「しょうぶ学園」の統括施設長、福森伸氏が登壇する講演が行われます。この講演は、フェリシモが運営する「神戸学校」の一環として企画されており、テーマは「しょうぶ学園から生まれる物語」です。この素晴らしい機会を通じて、参加者は障害のある人々の可能性や、社会における多様性の大切さについての新たな知見を得ることができるでしょう。

講演の背景

福森氏が統括するしょうぶ学園は、自己支援や文化創造、地域交流を推進する3つの事業を展開しています。彼の取り組みは、障がいのある方々が持つ独自の視点や個性を尊重し、自由に創作活動に励む環境を提供することにあります。そのため、学園内は出入りが自由であり、周囲とのつながりを大切にした心地良い空間として機能しています。ここでは、多彩なアートプロジェクトやクリエイティブな活動が展開され、国内外で注目を集めています。

講演内容

福森氏は、長年にわたる経験を元に、障害を持つ人々がどうやって自己表現を可能にしているのかを語ります。講演を通じて、私たちの社会における多様性の意義、個性を尊重する重要性、異なる意見や価値観を持つ人々と共生することの大切さが強調されるでしょう。

講演の詳細情報

- 日付: 2025年4月26日（土）
- 時間: 13:30～16:00（開場は13:00）
- 場所: Stage Felissimo (神戸市中央区新港町7番1号)

- 阪急「神戸三宮駅」西口または、阪神・JR「元町駅」東出口から徒歩約20分

参加方法

参加希望者は、事前に参加申し込みを行う必要があります。チケットは以下の通りです。

- 一般: 1,200円（学生や2名以上の申し込みで1,000円）
- オンライン参加: 500円

チケット申し込みは、こちらのリンクから可能です。参加費用はあしなが育英会を通じて震災遺児の心のケアに役立てられます。オンライン配信に関しては、リアルタイム視聴と見逃し配信が可能です。

福森伸氏のプロフィール

福森伸氏は1959年鹿児島県に生まれ、1983年からしょうぶ学園での活動を始めました。特に「nui project」は国内外で評価されています。音楽パフォーマンスや家具プロジェクト、多様な表現活動を通じ、知的障害者の可能性を広げる活動を行っています。2013年にはグッドデザイン賞を受賞し、著書『ありのままがあるところ』も心に響く内容として評価されています。

「神戸学校」について

「神戸学校」は、阪神淡路大震災を契機に1997年にスタートしました。各界のオーソリティーを招き、毎月開催されるこのメッセージライブは、豊かな人生を追求するための場として、多くの人に愛されています。今回の福森氏の講演も、その一環として非常に価値のあるものとなります。

このチャンスをお見逃しなく、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。