創業65周年を祝う熱川プリンスホテルの新たな試み―無人スマートマルシェ『紬舎』オープン

熱川プリンスホテルが65周年を迎え、新たな試み

静岡県伊豆町に位置する熱川プリンスホテルは、2024年に創業65周年を迎え、その記念として新しく無人スマートマルシェ『紬舎(CHUSHA)』をオープンしました。今後、宿泊客はもちろん、地域の皆様にも便利に利用いただける施設として期待されています。無人で24時間営業のスマートマルシェで、キャッシュレス決済システムを導入し、利便性を追求しています。このシステムは伊豆地区では初めての導入となり、訪れる人々に新しいショッピング体験を提供します。

アートギャラリーと地域のつながり

『紬舎』はただの売店ではなく、伊豆地域のアーティストの作品を展示するアートギャラリーも併設されています。オープン記念イベントでは、このギャラリーに展示されているアーティストたちによるトークショーとライブ演奏が行われます。陶芸家の山本将太郎氏、木工家の沼田風氏、風景画家の藤森愛氏、鉄造形作家の梅田達也氏もその場で作品についての解説を行います。生の演奏を楽しみながら、アートに触れる貴重な機会を提供することで、地域と訪問者をつなげる場所を目指しています。

スイーツとコーヒーを楽しむ

また、伊豆高原にある「伊豆高原ジェラート工房R65」とタッグを組み、特別なオリジナルフレーバー『ミカンと観音温泉水』を使ったジェラートも販売されます。このジェラートの試食もイベント内で楽しむことができ、訪れた方々には新たな味覚体験が待っています。

さらに、世界最高品質のコーヒーを追求するコーヒーハンター・川島良彰氏によるミカフェートのコーヒーも楽しめるカフェが併設されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。Wi-Fiも完備されているため、観光の合間やビジネス利用にも最適です。

多彩な温泉体験も

1959年の創業以来、高台からの美しい景色と、源泉2本を使用した豊富な温泉が魅力の熱川プリンスホテル。宿泊者にとっても、日帰り温泉利用者にとっても、天空露天風呂や大浴場、貸切風呂が楽しめる場所となっており、さらには特別イベント「海と星空のBAR」の開催も好評です。

地域に根ざしたカルチャーサロン

熱川プリンスホテル内には、地域に密着したカルチャーサロン「rmizi-cul（ミヂカル）」も充実しており、美と健康、癒し、食づくりに関する講座が用意されています。これにより、地元住民や観光客が交流し、熱川の文化や魅力に直接触れることができる場を提供しています。

今後も熱川プリンスホテルは、地域の魅力を発信し続け、訪れる全ての人々に新たな体験を提供していくことを目指しています。これからの取組みに注目が集まります。