共に踊る喜び!
障害の有無に関わらず、ダンスを通じて交流し楽しむことを目的とした「森田かずよさんとみんなでつくるダンス公演」が、2024年12月8日に茨木クリエイトセンターで開催されます。この公演は、追手門学院大学地域創造学部・草山ゼミと地域の障害支援団体が連携し、約23人の出演者が一からダンスを創作し披露するもので、年々その意義が増しています。
障害を超えたつながり
この公演のテーマは「障害のある人もない人も一緒に踊ろう」です。参加者は一般公募で集まり、障害のあるなしに関わらず、共にダンスの力を楽しもうとしています。指導を行うのは、義足のダンサーとして名を馳せた森田かずよ氏。彼女は、東京2020パラリンピックの開会式ではソロダンスを披露しました。彼女の指導の下、9月から全12回にわたりワークショップが行われ、参加者は自身の身体性や表現を活かしながら、オリジナルのダンスを創作しました。
「公園」をテーマにした踊り
今年度の作品タイトルは「公園(パーク)でルンバ 〜おしゃべりな身体と踊るひととき」。多様性やアクセスの重要性が認識される中、参加者たちは自由な形で表現することの喜びを追求しました。また、ダンス衣装は地域の市民サークルである「ibabun手芸部」によって製作され、地域とのつながりも深まっています。これにより公演は、観客だけでなく参加者や地域全体を巻き込んだ文化的なイベントとなりつつあります。
基調講演と多彩なプログラム
公演当日には、公演の魅力をさらに高めるために、森田かずよ氏のソロダンスが披露されます。また、文化活動を通じて人々をつなぐアーティスト文筆家のアサダワタル氏による基調講演も行われ、参加者や来場者がインスピレーションを得られる機会となるでしょう。
公演情報
- - 日時: 2024年12月8日(日) 13時30分開場、14時00分開演
- - 会場: 茨木クリエイトセンター センターホール(大阪府茨木市駅前四丁目6番16号)
- - 参加費: 500円(中学生以下無料)
- - 申し込み: 公益財団法人 茨木市文化振興財団のホームページから予約
詳細はこちら
- - 問い合わせ先: (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
ダンスの力を通じて、障害の有無を問わずつながり、共に楽しむこの公演は、これからの社会にとって重要なモデルとなることでしょう。ぜひ多くの方々にご参加いただき、その素晴らしさを体感していただきたいと思います。