自宅で本格カクテルを楽しむ「ボトルドカクテル」新登場

自宅で楽しむ本格カクテル「ボトルドカクテル」

新たに登場した「ボトルドカクテル」は、自宅で気軽にプロの味を楽しめる新しいカクテルの選択肢です。9月16日、株式会社JCCエージェントが500本限定で発売したこのカクテルは、バーテンダーが自らのオリジナルレシピをお手軽に味わえる商品となっています。

今回のリリースでは、「Mother’s Blossom」という名前のカクテルが注目を集めています。このカクテルは、女性バーテンダー小栗絵里加さんが手がけた作品で、2017年のインターナショナルバーショーにてグランプリを受賞した実績があります。小栗さんは、北海道の名産であるハスカップ果汁を基にカクテルを作り上げ、母への贈り物としての想いを込めました。

「Mother’s Blossom」には、ハスカップ果汁の美肌効果や長寿を象徴する特性が生かされており、エルダーフラワーリキュールや、オランダ産のボビーズジンが加わることで、華やかで甘酸っぱい風味が特徴です。また、そのラベルデザインは小栗さん自身によるもので、一口飲んだ瞬間に頭に花が咲くかのようなイメージを想起させるものとなっています。

小栗絵里加さんのバックグラウンド

小栗さんは、北海道出身で音楽大学を卒業後、芸能活動と並行してバーテンダーとしての道を歩み始めました。多くのコンペティションでの受賞歴を持つ小栗さんは、現在、赤坂見附の「Bar Algernon Sinfonia」のオーナーバーテンダーとしても活躍中です。彼女のカクテルは、ただの飲み物ではなく、心のこもった贈り物を映し出すアートとも言えるでしょう。

過去の成功と今後の展望

JCCエージェントは、2020年6月には第一弾として南雲主宇三氏監修のカクテル「ブリティッシュネグローニ」を発売し、好評を博しました。今回の「Mother’s Blossom」はその第二弾で、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことから、家庭での特別な飲み時間を提供したいとの思いが込められています。

さらに、JCCエージェントは、オンラインバーの開催などを通じて、バーファンとのつながりを深める活動を計画中です。10月18日には、購入者向けにオンラインでのカクテル体験講座が予定されており、さらにカクテルを楽しむためのヒントを提供します。