AlphaDriveと静岡鉄道が協力し静岡県を活性化するプロジェクト始動

AlphaDriveと静岡鉄道が手を組み地域活性化に挑む

静岡県の振興を目的に、株式会社アルファドライブ（以下、AlphaDrive）と静岡鉄道株式会社が業務提携を結び、県内の活性化に向けた共創プロジェクトを発足させました。本提携は、地域社会の発展に貢献したいという双方の思いが一致した結果です。

AlphaDriveの取り組みと背景

AlphaDriveは2018年に設立され、企業の新規事業創出をサポートするための各種ソリューションを展開してきました。これまでに230社以上の企業を支援し、特に地方の企業との連携や人材育成にも力を注いできました。2019年には高知に拠点を構えて以来、地域発のビジネスを育てる活動が広がりを見せ、現在では日本全国にそのネットワークを広げています。

しかし、単に支援するだけでなく、地域の主体的な産業振興を目指し、過疎地域の旅館の事業承継や、地域の職人と協力した伝統工芸品の販売促進などにも挑んできました。

静岡鉄道との出会い

静岡鉄道は、1919年から続く歴史ある企業で、地域経済の発展に寄与してきました。社会課題が深刻化する中、地域の未来を切り拓くためには新たな価値創造が必要です。静岡県知事の鈴木康友氏のもと、イノベーション支援や地域企業との協業が進行している中で、AlphaDriveの持つノウハウを活かした支援が期待されています。

この新たなプロジェクトは、AlphaDriveの東海拠点長、土井雄介と静岡鉄道未来事業創造部長の二村昌輝との出会いから生まれました。地域に深い思いを抱く二人が結んだこの提携は、静岡県を共に活性化させ、地域に利益が循環する仕組みを構築することを目的としています。

プロジェクトの具体的な取り組み

本プロジェクトは、静岡鉄道の広範なネットワークとAlphaDriveの事業開発の専門性を融合させ、地域の活性化と課題解決に向けた具体的な施策を推進します。

1. 静岡の魅力を再発見し発信：観光資源や県産品の魅力を引き出し、デジタルコンテンツの開発や販路開拓を進め、県内外への発信を図ります。
2. 新たな事業の創出：県内企業を対象に新規事業の立ち上げを支援し、AlphaDriveのノウハウを活かして事業検証などを実施します。
3. 新たなコミュニティ形成：県内で地域振興に情熱をもつ人々を結びつけ、未来を共に創造するためのネットワークを構築します。