客船「飛鳥Ⅱ」の2026年春夏クルーズスケジュール発表
郵船クルーズ株式会社は自社の客船「飛鳥Ⅱ」による新たなクルーズスケジュールを発表しました。旅行者に、2026年3月27日から7月15日までの期間に出発する合計20コースの多彩なクルーズが提供されます。出発港は、横浜、神戸、那覇、博多、名古屋、金沢、小樽の7カ所となっています。
日本の季節を感じる旅
春から初夏にかけての美しい自然を楽しむことができる「飛鳥Ⅱ」のクルーズでは、常陸那珂ではネモフィラが見られる丘や、佐世保ではアジサイの咲く街並みなど、季節ならではの風景が広がります。特に、北海道ではラベンダー畑や礼文島の美しい花々が訪問者を迎えてくれます。また、4月出発のクルーズでは「春の日ディナー」や「春御膳」など、旬の食材を使った滋味深いメニューが堪能できます。
例えば、2026年4月21日から23日までの「春爛漫ひたちなかクルーズ」では、特別なディナーが提供される予定です。また、6月には「初夏の西国 しまなみ探訪クルーズ」が7日間の旅として予約可能です。これにより、春から夏にかけて、しっかりと日本の自然を感じることができる内容となっています。
船でしか体験できる絶景
船旅ならではの醍醐味は、ここでしか見られない美しい景色との出会いです。進むにつれて変わる瀬戸内海の島々の美しさや、海上から見る東京の島々の壮大な景色など、市街地では味わえない景観が広がっています。例えば、2026年4月5日から8日までの「博多発着 春の松山 しまなみ探訪クルーズ」や、6月22日から25日までの「海の上の東京クルーズ」も提供されています。
A-plus クルーズの新たなスタイル
新たに「A-plus クルーズ」という形態も登場し、出港する各地へは航空機や列車でアクセスし、北海道や沖縄の名所を探訪することができます。小樽や那覇を拠点に好きな観光をプラスすることで、個々の旅スタイルが広げられます。
具体的な例として、3月27日から30日までの「A-plus 沖縄 〜宮古・石垣〜」や、7月1日までの「A-plus 北海道 〜稚内・留萌〜」があります。
特別なエンターテイメント体験
7月には「博多 A-style クルーズ〜夏彩〜」が開催され、特別なエンターテイメントとともに洋上の休日を過ごすプレミアムなクルーズも選択肢として用意されています。このクルーズでは、石井竜也さんとフランス料理の巨匠、髙良康之シェフによる素晴らしい料理とエンターテイメントが体験できます。
予約情報
上述の「飛鳥Ⅱ 2026年春夏クルーズ」は、2025年9月3日(水)から予約が可能です。クルーズの詳細情報は、公式ウェブサイト(https://www.asukacruise.co.jp/)で確認できます。ただし、天候などの理由により、スケジュールや内容が変更される場合がありますので、事前のご確認をお勧めいたします。
飛鳥クルーズの魅力
飛鳥クルーズでは、日本ならではの上品なサービスと文化を感じる恵まれた空間を提供し、至福のクルーズ体験が楽しめます。「飛鳥Ⅱ」はアジアやオセアニアを航路に持つほか、日本の季節行事も楽しめるクルーズが豊富です。全ての部屋が海側で、豪華な設備と多様なエンターテイメント、食事が特徴です。これにより、身も心も満たされるような新たな旅行のスタイルが確立されています。
2025年7月20日からは「飛鳥Ⅱ」と「飛鳥Ⅲ」の2隻での運航が始まり、さらなる充実した時間を旅行者に提供します。日本のクルーズ文化の発展を目指す飛鳥クルーズで、心に残る旅をお楽しみください。