スポーツの街・福知山への挑戦
2022年7月7日、七夕の日に設立された一般社団法人福知山ユナイテッドは、子どもたちの夢や挑戦の支援を目指し、新たなスタートを切りました。この2023年度から実施される「部活動改革」により、子どもたちの環境は大きく変わることになります。ただし、この改革には少子化や教師の働き方問題、指導者不足等の課題も伴っています。
部活動改革の背景
部活動の地域移行により、現状を打破する新しい機会を見出そうとしています。しかし、小さな子どもたちが自ら語る夢がなぜか恥ずかしいものになってしまったのは、周囲の目や環境が影響しているのでしょう。これまで「我慢が当たり前」となった時代を生きてきた子どもたちにとって、スポーツへの挑戦や夢を実現するチャンスが限られていることは心配な事実です。
私たちはそんな環境を打破し、子どもたちが以下のような夢を見ることができるよう努めています。
- - 学校でやりたい競技ができない
- - 自宅近くにそのスポーツを行う環境がない
私たち大人が変化を促すことで、子どもたちの視野を広げ、挑戦のチャンスを増やすことが求められています。
新たな「総合型クラブ事業」の創設
一般社団法人福知山ユナイテッドは、部活動改革を契機に「総合型クラブ事業」を立ち上げました。この取り組みを通じて、福知山を「スポーツの街」として世界にアピールすることを目指しています。私たちの夢は、すべての人がスポーツを楽しみ、交流することができる場を提供することです。
具体的には、以下のような活動を行います。
- - 土日や休日を利用した部活動の移行先の提供
- - トップアスリートやプロ選手と触れ合う機会の創出
- - 地域との連携や意見交換を通じてのモデルケース作り
- - サポート体制を整え、全国的な支援の仕組みを構築
- - プロクラブ設立を目指し、その後の活動に広げていく
これにより、地域の子どもたちが自身の夢を追いかけるための環境を整え、未来のスポーツ選手へと成長できる手助けをしていきます。
片野の想い
代表理事の片野翔大は、学生時代にスポーツから多くのことを学び、夢を追いかける中で多くの経験を積んできました。その中で、部活動が持つ重要性を痛感し、今この時代に求められるスポーツ環境の改革に立ち上がることに決意しました。「部活動改革」は、まさに子どもたちにとって重要な時期です。コロナ禍によって失った経験が影響しないように、大人たちが環境を整え、挑戦できる機会を作り続ける必要があります。
「自分の故郷をスポーツの街にする」という夢を胸に、少しでも多くの子どもたちに挑戦の機会を提供し、皆が誇れる地域を創造していくことが、この取り組みの根底にあります。福知山ユナイテッドは、仲間や企業、地域社会と共にスポーツの力で未来を切り拓いていくのです。私たちとともに、この夢の実現に向けて一歩を踏み出しましょう。