社員の新たなコミュニケーションを促す「owns八丁堀」竣工

新たなオフィスのカタチ「owns八丁堀」

2024年7月10日、NTT都市開発株式会社が新たにオープンした「owns八丁堀」は、東京都中央区八丁堀の魅力を活かしたオフィスとして、期待されています。このプロジェクトは、社員間の多様なコミュニケーションを促進し、近代的な働き方にも適応することを目指しています。

多様性を尊重する働き方

「owns八丁堀」は、オフィスに求められる多様性を尊重し、集まることの価値を最大限に引き出すために設計されています。各階には専用テラスが設置され、自然とつながる飲食店エリアも備えています。これにより、従業員同士がリラックスした環境で交流し、アイデアを共有することができます。

環境への配慮

本物件は、全物件において「ZEB Ready」認証を取得しています。これはサステナブルな社会の実現に向けた重要な要素であり、環境に配慮した設計が施されています。具体的には、生態系への負荷を最小限に抑えるよう配慮された内装や、プラスチック製品の使用を減らすためのアプローチが取られています。

八丁堀の歴史と文化を反映

この新しいオフィスは、江戸時代に栄えた八丁堀の歴史や文化も感じられるようなデザインに仕上げられています。自然豊な環境の中で、文化人を多く輩出してきたこの地域に相応しい、居心地の良い空間が展開されています。内装には、ブルーやパープル、ブラウンといったナチュラルな色合いが使われ、川や植物をイメージさせるデザインが施されています。これにより、視覚的にも心地良い空間が実現されています。

快適さと機能性の両立

「owns八丁堀」は全てのオフィスフロアに会議室とインナーテラスをあらかじめ用意しています。これにより、新たな入居者は即時に業務を開始することが可能です。さらに、柔軟に拡張できる作業空間も整っており、スタートアップ企業にも対応できる設計となっています。

加えて、1階には飲食店エリアを設けており、社員同士がカジュアルに会話を楽しむ場面を創出しています。社会的な交流が進むことで、従業員の親睦も深まり、より協力的な職場環境が築かれることでしょう。

構造と利便性

「owns八丁堀」は、JR京葉線および東京メトロ日比谷線が利用できるという交通の便も優れています。駅から徒歩1分という立地は、通勤の利便性を高め、都心で働くビジネスパーソンにとって魅力的なポイントです。また、オフィスビルとしては地上12階建てで、合計4,160㎡の面積を誇ります。

この新しいオフィスは、デザイン性と機能性を兼ね備え、社員が快適に働きながら自然との調和を感じられる環境を提供しています。今後も「owns」シリーズは東京都心部を中心に展開される予定です。これからのオフィスの在り方を考えさせられる、「owns八丁堀」のオープンに期待が高まります。