和と洋が融合した新ブランド‘ituwa(イツワ)’の特別なウエディングドレス

新ブランド‘ituwa(イツワ)’の発表

最近、ブライダルファッション界に新たに登場したブランド‘ituwa(イツワ)’が注目を集めています。デザイナー宇野雄一氏によるこの新しいコレクションは、京都の伝統的な技術を活かしたウエディングドレスを展開しています。

自然をテーマにしたデザイン

‘ituwa’のファーストコレクション、「花鳥風月」は、自然界に存在するさまざまな要素にインスパイアされています。光や風、水、星、花、鳥といったテーマが、ドレスデザインに色濃く反映されています。その過程で宇野氏は、2年もの歳月をかけ、伝統的な京友禅を手がける老舗「千総」ともコラボレーションを行いました。特に目を引くのが、千総が描き下ろした繊細な羽根の図案を用いたデザインです。

洗練された色彩表現

「ituwa」のドレスは、色彩作家内藤麻美子氏も参加し、特に「月と地球」や「花の温度」といったドレスには彼女の独特な色彩感覚が融合しています。内藤氏は色彩を通じて心の動きを伝えるアーティストとして知られ、流動的な画風が今回のコレクションでも見事に表現されています。

独自の素材感

使用されている生地は、「細尾」の西陣織を用いており、その美しい光沢感や透過感が特徴です。「金色のウエディングドレス」は、素材の特性を最大限に活かし、チュールとの組み合わせによって変化する光沢を楽しむことができます。これにより、ドレスはただの衣装にとどまらず、身につけた人の内面を引き出す美しいアートのような存在感を持っています。

ユーザーに寄り添ったデザイン

このコレクションでは、特に「ヒト」のパーソナリティを大切にしたデザインが追求されています。‘ituwa’のドレスは、着る人の特別な瞬間を彩り、まるで背中を押してくれるかのような存在であることを目指しています。これにより、SNSでのビジュアルを意識した際にも、さまざまな動きや所作によってより美しく映えることを狙っています。

結婚式を彩る特別な一点

また、ヘアスタイルやメイク、アクセサリーやお花など、他の要素と組み合わせることでより完成度の高いスタイルが実現します。デザイナー宇野氏は、「余白を残した一着」として、パーソナリティをさらに引き立てる設計を行っています。

ブランドの背後にある志

ブランド名の‘ituwa’は、「逸話」にちなんでおり、それぞれの人の内面や魅力を引き出すことがテーマです。‘ituwa’のドレスを着ることで、その人の美しい側面が表に出て、さらなる魅力を引き出すことを願っています。

株式会社UNO DESIGNの役割

この新ブランドを展開する「株式会社UNO DESIGN」は、ブライダルに特化したデザインやコーディネートを行う企業です。特にホテルやゲストハウスのコンセプト立案、撮影など、さまざまなアイテムへの提案を行っています。‘ituwa’のコレクションもこのような理念のもと制作されています。

‘ituwa(イツワ)’の新しいウエディングドレスコレクションは、和と洋が融合した、独自のスタイルを持つ特別なアイテムです。京都の魅力を感じさせるこのドレスたちは、結婚式という大切な瞬間を一層特別なものにしてくれることでしょう。