インクルーシブ教育
2025-03-03 13:36:04

インクルーシブ教育を促進する第2回教材コンテスト開催報告

インクルーシブ教育を支える第2回教材コンテストの成功



2025年2月21日、千葉県浦安市の浦安ブライトンホテル東京ベイで「第2回インクルーシブ教育教材コンテスト」が開催されました。このコンテストは、「あの子の教材をみんなの教材に」というテーマのもと、全日本学校教材教具協同組合と筑波大学附属大塚特別支援学校の協力により実施されました。このイベントでは、特別教育ニーズを持つ子どもたちのための意義ある教材が紹介され、最優秀賞が選ばれました。

審査方法と受賞作品



コンテストでは、最終審査に参加した制作者たちが自身の教材について熱心にプレゼンテーションを行い、審査員による厳正な審査を経て受賞作品が決定しました。受賞教材には、教育現場での多様なニーズに応えつつ、目の前の子どもたちに楽しみながら学ぶ機会を提供するものが多くみられました。

最優秀賞の教材



最優秀賞には、北海道札幌市の小林涼介先生が考案した「ぴったり10カード」が選ばれました。この教材は、小学生が繰り上がりのある足し算や繰り下がりのある引き算を指を使って楽しく学べるようにデザインされており、多くの子どもたちが遊びながら数学の基礎を習得できることを目指しています。

優秀賞受賞作品



優秀賞に輝いたのは、愛知県名古屋市の近久あゆみ先生の「いじわるクイズ」、静岡県浜松市の中村恭子先生の「作図マスター三角定規」、京都市の竹田一哉先生の「オリジナル防災バッグを作ろう」、高知県四万十市の北村三枝先生の「やりくりシミュレーションシート」、奈良県の村井千晴様の「文クル」という6つの教材です。それぞれの教材には、子どもたちが楽しみながら学べる工夫が凝らされています。

参加と展示の意義



また、会場では第1回インクルーシブ教育教材コンテストから生まれた教材も展示され、参加者や来場者は実際の教材に触れることができました。これにより、教材の流通促進と、インクルーシブ教育の理念が広がることへの期待が高まりました。特に、コンテストを通じて創出された教材が、子どもたちにどのように役立つかが具体的に示されました。

コンテストのさらなる発展



次回の第3回インクルーシブ教育教材コンテストは、2025年8月の開催が決定済みです。これに向けて多くの参加者を募っており、来たるイベントでも過去の成功を引き継いで、さらなる革新的な教材が発表されることが期待されています。

合同出版様や日本生命様など、特別賞を設けた企業からも高い評価を受けた今回のコンテスト。多様なニーズに応える教材が、今後の教育現場でどのように活用されていくのか、私たちも追いかけていきたいと思います。

興味を持たれた方々は、ぜひ次回のコンテストへの応募を検討してください!


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会社情報

会社名
全日本学校教材教具協同組合
住所
東京都江戸川区中央4-11-86F
電話番号
03-6231-4177

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