アートデザインで万博を応援!
2025年に開催予定の大阪・関西万博に向けて、アジアの大学生たちが集結し、素晴らしいアートデザイン交流プログラムを展開しています。大阪韓国文化院が主催するこのプロジェクトは、韓国、日本、そして台湾の大学から選ばれた73名の学生と教授たちが参加し、多様な視点で「大阪・関西万博」と「韓日・アジアの国際交流」をテーマにしたアートポスターを制作しました。
このプログラムは、「TEAM EXPO 2025」の一環であり、特に「アートとデザインで平和を!」というメッセージを掲げています。3つの大学からなるアジア4大学が協力し、多様性を融合させることで、他文化の理解を促進し、万博の成功を応援しようというものです。
開幕初日にあたる1月17日(金)には、大阪韓国文化院の1階ギャラリーでオープニングセレモニーを開催。駐大阪大韓民国総領事の陳昌洙氏や近畿大学の安起瑩教授、慶星大学校のイ・パンウォン教授などの著名な関係者が出席し、交流プログラムの成功を祝しました。約50名の学生もこのセレモニーに参加し、国を超えた友情の基盤を築く場ともなりました。
オープニングが終わると、すぐにイ・パンウォン教授と安起瑩教授による特別講演会が行われ、「持続可能な開発目標と現代時代のデザイン」というテーマで貴重な知見が共有されました。また、韓日学生共同デザインワークショップも実施され、各国の学生たちが互いの文化を理解し合う貴重な機会となりました。
大阪韓国文化院の院長である金蕙穗氏は、「韓国と日本の友好関係を深めるための文化交流は、両国の未来において非常に重要な役割を果たします。この万博を機に、若い世代が互いの文化を理解し合える場を設けることができ、とても感慨深いです。これからも様々な分野での交流の場を増やしていきたい」と語ります。
このプログラムに参加する学生たちは、デザインやアートを通じて、平和や協力の重要性を伝え、仲間との絆を一層深めています。これは、アジアの若者たちが未来に向かって共に進むための足がかりとなるでしょう。
アートデザインで万博を応援するこの活動は、各国の文化を融合させるだけでなく、平和の象徴ともなるべき重要な試みです。今後の展開に期待しつつ、この素晴らしい交流の成果が大阪・関西万博の成功に繋がることを願っています。