日本ロボット・マニピュレーション協議会設立準備会の開始
日本ロボット・マニピュレーション応用推進協議会の設立に向けて
株式会社三菱総合研究所と株式会社電通総研は、共同で「日本ロボット・マニピュレーション応用推進協議会(仮称)」の設立に向けた準備会を2023年4月14日に立ち上げることを発表しました。この協議会は、深刻化する労働力不足の解消と国内産業の競争力強化を目的としており、特にサービス分野におけるロボット・マニピュレーション技術の実証、アライアンスの構築、実装ロードマップの策定に取り組むことで、AIロボットの導入を推進します。
1. 背景
日本は少子高齢化の進展に伴い、労働人口が減少し続けています。この影響は製造業だけでなく、建設業や介護、住宅管理といったサービス業にも及び、どの分野でも現場での人手不足が深刻な問題となっています。このような状況の中で、AIロボット技術を活用した業務支援や生産性向上への関心が高まっています。
限られた労働力を有効に活用するためには、関連技術を組み合わせた新しいアプローチが必要です。特にロボット・マニピュレーション技術の進展は重要です。これまで、移動機構技術に比べてロボットが物体を操作する能力は限られていましたが、最近では精密で繊細な作業が可能になりつつあります。この技術の活用により、日本企業は強みを発揮することができるのです。
2. 社会実装のための新たな枠組み
マニピュレーション技術を社会実装に繋げるためには、単なる技術開発だけでなく、現場での実証、ユーザーとサプライヤーの協力、持続可能な収益モデルの設計、さらには制度や政策面での掘り下げも必要不可欠です。社会課題を解決しつつ、国内産業の競争力を高めるためには、関係者が積極的に議論し、実証を行う場が必須です。
3. 準備会の活動内容
準備会では、サービス分野における具体的なユースケースを議論し、高齢者の生活支援、エッセンシャルワーカーの業務支援、住宅・施設のインフラメンテナンスに焦点を当てます。ロボット・マニピュレーション技術の研究開発も含め、アライアンス形成や新市場のビジネスモデルを検討します。協議会設立は2026年度中を目指し、初回会合は2023年5月下旬に予定されています。
これらの活動を通じて、三菱総合研究所が運営する未来共創イニシアティブ(ICF)は、サービス分野のロボット・マニピュレーション技術の効果的な活用に貢献することを目指します。参加メンバーには多様な企業や大学が名を連ね、広範な協力体制の下での推進が期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社三菱総合研究所
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-10-3
- 電話番号
-
03-5157-2111