次世代燃料e-メタン
2026-04-20 10:41:14

大阪ガスとINPEX、次世代燃料e-メタンの試験設備をメディア公開

次世代燃料「e-メタン」の試験設備が理想を現実へ



2026年2月、大阪ガス株式会社とINPEXが共同で開発した次世代燃料「e-メタン」の試験設備がメディアに初めて公開された。これは、空気中の二酸化炭素(CO2)を再利用し、水素と反応させることで製造される未来の都市ガスであり、2050年のカーボンニュートラル社会実現を目指す重要な取り組みである。

e-メタンとは何か?



e-メタンは、CO2をリサイクルする「カーボンニュートラル」な仕組みを実現している。燃焼時にはCO2を放出するが、製造過程で同量を回収。これにより、環境負荷を軽減しつつ、現行の都市ガスと同じ成分を持つため、既存のインフラをそのまま利用できる利点がある。これは新しい設備投資を不要にし、カーボンニュートラルな社会への移行を効率的に進めることを可能にする。

Daigasグループでは、2030年度までに供給する都市ガスに1%のe-メタン等を導入する目標を掲げている。

試験設備の概要



試験設備は約400Nm3-CO2/hの能力を持ち、年間では家庭用ガス消費量の約1万戸分に相当する。この設備は、原料供給、メタネーション、ユーティリティーなどで構成され、INPEXの長岡鉱場から分離・回収したCO2を用いている。試運転では、メタン濃度96%のe-メタンが成功裏に製造され、その一部はINPEX JAPANの天然ガスパイプラインに注入された。

この実験は、技術のスケールアップや触媒の耐久性に関するデータを取得するためのものであり、早期の社会実装を見据えた重要なステップとなる。

大阪ガス・INPEXのコメント



大阪ガスの幡中宣夫執行役員は、カーボンニュートラルに向けた都市ガスの実現を目指す際、データの信頼性と耐久性の確認を重要視する意向を表明している。また、INPEXの落合浩志執行役員は、今回の成功を通じて低炭素社会の実現に向けて努力を続けていく姿勢を示した。両社は引き続き、メタネーションによる都市ガスのカーボンニュートラル化を進めていく計画だ。

未来のエネルギーとしての期待



Daigasグループは、以下のエネルギーの低・脱炭素化を進めるロードマップを描いている。特に、2030年までの天然ガスシフトから、将来的にはe-メタンやバイオガスに代表される再生可能エネルギーの導入へとシームレスに移行することを目標としている。

「e-メタン」によるカーボンニュートラル化は、市民生活を変える可能性を秘めており、これにより持続可能な社会の実現へ一歩近づくことが期待できる。変化がもたらす新たな可能性に、今後も注目が集まりそうだ。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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