2026年卒業生の調査
2025-10-28 13:46:07

2026年卒業予定者の就職活動に関する調査結果を発表!

2026年卒業予定者の就職活動に関する調査結果



株式会社マイナビが、2026年卒業予定の大学生および大学院生を対象に実施したキャリア意向調査の結果を発表しました。調査は2025年10月中旬に行われ、内定保有率や活動継続率、そして入社予定先の発見方法など、学生の就職活動の実態が詳細に明らかになりました。

内定保有率と活動継続率


10月中旬の時点で、内定を持っている学生の割合は90.5%と前年と同じ水準を維持しています。文系の内定保有率は90.1%、理系は91.1%とほぼ横ばいですが、3月の調査時点では文理で20.3ポイントの差がありました。ところが、この時点ではその差が1.0ポイントにまで縮まっていることがわかりました。

活動を継続している学生の割合は15.3%で、こちらも前年同時期とほぼ同じです。文系は17.4%、理系は12.1%となっており、理系学生の方が早期で活動を終える傾向にあることが見受けられます。文系よりも理系の活動継続率は低い状況が続いており、この差は徐々に縮まっているものの、依然として文系学生の方が活発に活動しているようです。

入社予定先の発見方法


入社予定企業の発見方法について、最も多かったのが「就職情報サイト」で28.5%、続いて「インターンシップ・仕事体験」が17.7%という結果が出ました。特に理系の学生は「インターンシップ・仕事体験」を通じてその企業の志望度を高めている傾向があり、この割合は21.1%です。文系は15.5%でした。

志望度が最も高まったタイミングについては、「インターンシップ・仕事体験参加時」が最多の20.4%を記録。理系学生の場合、この割合は26.7%となり、4人に1人以上が実際に経験を通じて志望度を高めた企業に内定を受けています。こうしたデータは、インターンシップや仕事体験が学生にとって如何に重要な役割を果たしているかを物語っています。

インターンシップ参加状況


さらに調査を進めると、内定先のインターンシップや仕事体験に参加した学生の割合は、全体で45.6%にのぼります。参加回数は「1回」が60.2%を占める一方、平均で2.0回、平均参加日数は4.2日に達します。特に理系学生においては、参加回数が複数回に及ぶケースも見られ、「5日以上」の参加が38.3%という結果が出ました。企業側も多様なインターンシッププログラムを提供しており、志望度の高い企業に複数回足を運ぶことで理解を深めている様子が伺えます。

調査担当者からのコメント


調査の総括として、2026年卒の就職活動は内定保有率90.5%と前年並みの傾向を示す中、文理差もほぼ解消されているといえます。また、内定先にたどり着く重要な経路として「就職情報サイト」が引き続き根強い一方で、「インターンシップ・仕事体験」を通じて志望度を高める学生が多いということも注目されます。これにより、参加者は企業理解を深め、自身に合った職場で新たなスタートを切る可能性が高まると考えられます。今後の皆さんの就職活動が実り多いものであることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社マイナビ
住所
東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号パレスサイドビル
電話番号
03-6267-4155

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