山梨県スタートアップ支援の新たな挑戦
2023年12月20日、山梨県に新たなスタートアップ支援メディア「LOOSENUP YAMANASHI」がオープンしました。このメディアは、バ・アンド・コー株式会社と山梨県が共同で運営し、公式メディア「STARTUP YAMANASHI」のサブメディアとしてスタートします。すでに山梨県の「汗かく行政」をスローガンに、スタートアップへの伴走型支援を行っていますが、LOOSENUP YAMANASHIは、よりカジュアルな視点で「人」に焦点を当てた情報を発信していくことが期待されています。
LOOSENUP YAMANASHIの役割
この新しいメディアの目的は、スタートアップ企業が山梨での事業展開を考える際に必要な「関係性」を築く手助けをすることです。インタビュー記事を通じて、地域のプレイヤーやスタートアップの声を届け、「どんなことができるのか」「誰に会うべきか」を具体的に示していきます。また、これによりスタートアップ企業が山梨県とつながるための「最初の一歩」となることを目指しています。
メディアのコンセプト
LOOSENUP(ルーセンアップ)というコンセプトは、肩の力を抜くことや打ち解けたコミュニケーションを促進する意味が込められています。従来のスタートアップ支援のイメージが「堅苦しい」と感じる方がいる中で、山梨県では「汗かく行政」というスローガンのもと、実際に人と人とのつながりを築く努力をしているというメッセージを発信していきます。
2025年には新拠点が開業
2023年度の取り組みとして、山梨県スタートアップ・経営支援課はスタートアップ企業に対する直接投資を開始し、2025年度には県内初のスタートアップ支援拠点が開業する予定です。この施設は、スタートアップ、支援者、県内企業、学生などが交流し、新たな価値を生み出す場となることが期待されています。
定期的な連載企画も
また、LOOSENUP YAMANASHIでは、スタートアップ支援に関するさまざまな定期的な連載企画も予定されています。例えば、「スタートアップ支援って、どうあるべきなんだろ?」というテーマでの対談企画では、山梨県スタートアップ・経営支援課とゲストが支援拠点のあり方について意見を交わします。
さらに、「山梨で会いましょう」という連載では、地元企業や団体、スタートアップを支援する人々へのインタビューを通じて、山梨の「スタートアップフレンドリー」な状況を広く発信し、地域全体の活性化を目指します。
まとめ
「LOOSENUP YAMANASHI」は、山梨県内でスタートアップを支援する新しいメディアとして、地域の人々の思いや活動を紹介し、スタートアップ企業と地域のつながりを深めることを目指しています。この取り組みが実を結び、山梨がスタートアップの中心地として成長することを期待しています。今後もLOOSENUP YAMANASHIの活動に注目していきましょう。