ハイケムが台湾製造業者と業務提携
株式会社ハイケムは、台湾の食品添加物製造業者であるMing Chyi Biotechnology Ltd.(以下、MCB社)と販売代理店契約を結んだことを発表しました。この提携により、同社が開発したリポソーム化技術を駆使したターメリック抽出粉末「turmerSOL™」が日本国内で独占的に販売されることになります。
健康食品素材分野における新たな一歩
ハイケムは、食品添加物の取り扱いにおいて10年以上の経験を持ち、大手食品メーカーとの強固な信頼関係を築いてきました。このような背景をもとに、同社は今後、健康食品市場における付加価値の高い製品ラインを拡充する戦略を進めていきます。特に健康志向が高まる中で、より高機能な食品素材へのニーズが寄せられていることを受け、従来の取り組みをさらに深化させることを目指しています。
今回の提携は、ハイケムが健康食品素材分野において新たな価値を提供するための重要なステップとして位置づけられています。MCB社は30年以上にわたってリポソーム化技術の研究・開発を行っており、その技術とハイケムの市場知見を結集して、日本の健康食品メーカーに対する製品開発支援を行っていく計画です。
リポソームとは?
リポソームは、リン脂質から成るナノサイズの微細カプセルで、もともとは医薬品の効率的な配送を目的に開発されたものです。現在では化粧品やサプリメント分野にも広く応用されており、特にその利点として体内での吸収率を際立たせる効果が高く評価されています。
turmerSOL™の特長
turmerSOL™は、ウコンに含まれる有効成分であるクルクミンをリポソーム化することにより、体内吸収率を飛躍的に高めた革新的な素材です。一般的なクルクミン粉末に比べ、turmerSOL™はなんと112倍の吸収率を実現しています。これは、MCB社の独自リポソーム化技術を活用しているからこそ可能となったのです。
クルクミンの健康効果は数多くの研究で示されていますが、その一方で吸収が難しいという課題もありました。しかし、turmerSOL™により、その課題を克服し、体内に効率的に届く形での利用が可能となっています。冷水でも溶解できるため、飲料やスナック、サプリメントなど、さまざまな製品形態に展開が期待されます。
MCB社について
MCB社は1987年に設立され、機能性食品素材の粉末化技術で国際的に展開している企業です。数多くの国際的な食品安全証明を受けており、業界内でも有名な企業の一つです。これまでの技術蓄積とともに、リポソーム化など先進的な製剤技術を駆使して、今後も市場のニーズに応えた素材開発を行っていく予定です。
今後の展望
今回の提携を機に、ハイケムはリポソーム技術を含む先進的製剤技術を利用した健康食品素材のラインアップを拡充していく方針を示しています。そして、健康食品市場において信頼されるパートナーとなることを目標に、ライフサイエンス分野での取り組みをさらに強化し、人々の健康や安全、豊かさに寄与する提案を展開していくことを目指しています。今回のturmerSOL™の登場が、記者としての目線からも多くの人々の生活に新しい健康の選択肢をもたらすことを期待しています。