日本最大規模の公募広告賞、宣伝会議賞
2023年10月7日、株式会社宣伝会議が主催する第63回「宣伝会議賞」の応募が締切を迎えました。今年の応募総数は、一般部門でなんと56万4909点に達し、この公募賞の人気と影響力を改めて実感させる結果となりました。
宣伝会議賞とは
「宣伝会議賞」は、月刊『宣伝会議』が推進する広告表現のコンペティションで、キャッチフレーズや絵コンテ、字コンテといった形式でアイデアを募ります。最もクリエイティブな発想を持つ作品が評価され、それぞれの部門での受賞者には賞品が授与されます。
応募の内訳
今年度の一般部門においては、以下のような内訳で応募がありました:
- - キャッチフレーズ:55万8089点
- - 動画広告:2731点
- - 音声広告:4089点
これほど多くの応募があった背景には、広告業界への新しい才能の登場が期待されていることがあるでしょう。また、現在集計中の中高生部門も含めると、さらなる作品数が予想されます。
課題協賛企業と部門紹介
第63回目の開催では、一般部門から30社、中高生部門からは15社の協賛を受けました。一般部門では、商品やサービス、企業広告などの具体的な広告課題に対して、クリエイターは自由にアイデアを表現することが求められます。また、中高生部門では若い世代の視点を生かしたキャッチフレーズが募集され、個人応募だけでなく団体応募も受け付けています。
このように、多様な視点から広告作品が集まることにより、業界の枠を超えた斬新なアイデアが期待できます。
今後のスケジュール
審査のスケジュールも発表されており、以下の日程が予定されています。
- - 12月27日:一般部門・中高生部門一次審査通過者を発表、月刊『宣伝会議』2026年2月号に掲載
- - 1月30日:一般部門協賛企業賞、二次・三次審査通過者発表、中高生部門協賛企業賞やファイナリスト作品も発表(3月号での掲載予定)
- - 2月中旬:贈賞式を都内にて開催し、最終的な審査結果も発表予定です。
誰でも参加できるチャンス
「宣伝会議賞」への応募資格は年齢、職業、国籍を問わず、個人での応募が求められます。ただし、過去に受賞歴のある方や、現在広告に関わる方の応募は制限されています。これにより、多くの新たな才能が発掘されることが期待されています。
各賞の概要
一般部門と中高生部門では、それぞれ異なる賞が用意されています。
一般部門の賞
- - グランプリ(1点):賞金100万円
- - コピーゴールド(1点):賞金30万円
- - ビデオ&オーディオゴールド(1点):賞金30万円
- - シルバー(6点):賞金5万円
- - 協賛企業賞(各社1点):賞金3万円
中高生部門の賞
- - グランプリ(1点):副賞としてギフトカード10万円分
- - 準グランプリ(1点):副賞としてギフトカード8万円分
- - ゴールド(1点):副賞としてギフトカード6万円分
入賞者は贈賞式に招待され、さらなる交流の機会が提供されます。
まとめ
このように、広告界の未来を担う才能が数多く集まる「宣伝会議賞」。次世代のクリエイターたちがどのような斬新な表現を見せてくれるのか、大いに期待が寄せられています。今後のスケジュールや結果発表に注目しましょう。