卓球業界躍進へ！EストアーとFPCが資本業務提携を結ぶ

2023年、卓球界に新たな風が吹こうとしています。FPC株式会社（以下、FPC）が、EC業界の大手であるEストアーとの資本業務提携を発表しました。協力関係の構築により、卓球プラットフォーム「ミングルス」の強化と発展を目指します。これまで卓球選手やアマチュアに向けた情報と交流の場を提供してきた「ミングルス」は、競技人口の増加やTリーグの立ち上げに伴い、さらなる成長のチャンスを迎えています。

FPC代表の森薗政崇社長は、提携の目的として「卓球業界の急成長に対して、柔軟かつ堅固な運営体制を整えること」を挙げています。特に、Eストアーの20年間にわたるECに関する豊富な知識と経験をもとに、システム、マーケティング、プロジェクトマネジメントの面で共同して活動することで、卓球界に新たな成長機会を創出する狙いです。

この提携により、FPCはEストアーから1億円の出資を受け、ミングルスの運営体制を一層強化します。これにより、卓球業界が抱える問題に的確に対処し、参加者同士のマッチングや大会運営をスムーズに進めていく予定です。

FPCでは、選手マネジメントをはじめとするイベントの運営、通販サイトの構築などを通じて、卓球の普及と選手支援に力を入れています。特に、若手選手の発掘と育成を目指しており、メディアとの連携やブランド力の向上を図るためのSNS運営にも注力しています。また、自社主催の卓球大会やイベントを通じて、卓球という素晴らしいスポーツの魅力を広く発信しています。

一方、Eストアーは1999年にダイレクトECシステムをビジネスの基盤とし、以来20年以上にわたって自社ECの支援に徹しています。現在はSaaS型のECシステム「ショップサーブ」を提供し、売上向上に向けたマーケティング戦略まで提案する、リーディングカンパニーとしての地位を築いています。特に、大規模なEC構築を手がける株式会社コマースニジュウイチやネットプロモーションを専門とする株式会社ウェブクルーエージェンシーなどの連結子会社とともに、より多面的な支援を行っています。

このような強力なバックボーンを持つEストアーとの提携は、FPCにとっても大きなチャンスです。卓球業界の発展が期待される中、スポンサー企業とのライセンス契約やメディア露出の促進により、選手たちが最大限の実力を発揮できるような環境作りに尽力しています。

このパートナーシップが、どのように卓球業界を活性化させ、選手たちの活動を支えていくのか、今後の成果が注目されます。卓球ファンや選手、関係者にとって、嬉しいニュースとなるこの提携に期待が高まります。