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上川町に宿泊型複合施設「ANSHINDO」が開業予定

2024年の夏、北海道上川町に地域と観光を繋ぐ新たな拠点となる複合施設「ANSHINDO」が誕生します。上川町は年間で200万人以上の観光客を迎え入れる人気のスポットですが、観光エリアである層雲峡温泉街と市街地の距離が20キロもあり、この距離が観光と地域住民のつながりを薄めてしまう一因となっています。この課題を解決するため、株式会社Earth Friends Campは地域活性化に向けた新しいプロジェクトをスタートしました。

ANSHINDOプロジェクトの目的とは？

「ANSHINDO」の目的は、暮らしと観光を一体化させ、地域者はもちろん、訪れる人々にも魅力的な体験を提供することです。本施設は「とまる」「つどう」「はたらく」をテーマに、観光客にとって新たな目的地となることを目指しています。

1階ショップ＆カフェバー

1階には地元の食材を使用したカフェバーと、地域住民が自由に立ち寄れるショップが設置されます。ショップでは古本を中心とした雑貨が売られるほか、地域に密着したイベントやワークショップも開催される予定です。地元の人々と観光客の交流の場として機能し、新たな地域の魅力を発信します。

2階マイクロホテル

2階には小規模な宿泊施設が整備され、まるで地域に住んでいるかのような感覚で滞在することが可能です。全4部屋で最大10名が宿泊できる設計になっており、宿泊者は1階のカフェバーやショップのスタッフ、地域住民とのふれあいを通じて、観光ガイドには載っていないユニークな体験ができます。

3階シェアオフィス

3階にはシェアオフィスを設け、仕事をしながら地域に滞在できる環境を用意します。このオフィスは、企業や個人が自由に使えるコーワーキングスペースやミーティングルームがあり、ワーケーションや企業研修にも利用可能です。また、地域のスタートアップ支援としても役立つことを目的としています。

クラウドファンディングの挑戦

この新たな複合施設「ANSHINDO」の実現に向け、現在クラウドファンディングを通じて資金を集めています。プロジェクトは2023年10月25日に始まり、わずか8日間で80人以上の支援者から1,387,023円が集まりました。最終的な目標金額は300万円で、支援期間は11月30日まで延長されています。今後もオンラインでの発信を予定しており、プロジェクト達成に向けて邁進していきます。

この「ANSHINDO」は、上川町における新しいスタイルの観光体験を提供し、地域と観光の橋渡しとなる理想的な拠点として期待されています。

関連リンク

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