新たな時代を切り開く「SINCA」の成功
株式会社メンバーズは、約3,000人を抱える企業として、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた人材育成プログラム「SINCA」を推進しています。このプログラムは、2024年から始まる「SINCA90プロジェクト」の一環であり、2027年3月末までに社員の90%以上をDX人材として育成することを目指しています。
自律的な学びの実態
最近実施された「自律的な学びの習慣に関する実態調査」では、社員の学習状況に明るい変化が見られました。学習を行っていない層が16ポイント減少し、月1回以上の学習をする社員は9.3ポイント増加しています。さらに、学習を頻繁に行う社員ほど、市場価値が向上する傾向が確認されました。この結果は、社員の間に確実に「自律的な学習文化」が根付いている証拠と言えるでしょう。
SINCAの特色
「SINCA」プログラムでは、ビジネス変革、AI、UX、プロジェクトマネジメント、データ活用など、多岐にわたる内容が提供されています。特徴的なのは、社内で開発した学習コンテンツプラットフォーム「Members Learning」を活用している点です。このプラットフォームでは、動画コンテンツや資料を通じ、業務に直結した学びを得られます。最近の調査では、社内学習環境に対する満足度も15.8ポイント上昇しており、利用者に好評です。
社員の声
20代のデータアナリストの社員は、DX推進に必要なビジネス変革コースを受講し、業務に直結する学びが多かったとコメントしています。また、若手をサポートするための活動も行い、学びの意義を身をもって感じているようです。こうした社員の声は、プログラムの効果を如実に物語っています。
経済的価値
調査から見て取れるのは、学習頻度が高まることでマーケットバリューが高まるという点です。社員が自らのスキルを開発することで、企業全体の生産性も向上し、教育投資がしっかりとリターンへと繋がってきているのです。
今後の展望
メンバーズは今後も、社員のスキル改革を推進し、取引先企業と共にビジネス成果を生み出すことを目指します。エンジニアやマーケッターをはじめとするさまざまな分野で、このプロジェクトはさらなる成長を期待されています。社員一人ひとりが自発的に学び続け、企業としての価値を高めていける方法が確立されたことは、メンバーズにとって希望の光と言えるでしょう。
「SINCA」は、メンバーズの未来を形作る大切なプロジェクトであり、社員の成長が企業の社会的貢献へとつながることを強く信じています。今後も続くこの取り組みに、ますますの注目が集まることでしょう。