ありがとう新聞プロジェクト
2017-01-20 12:29:37
新成人が親に感謝を伝える「20年分のありがとう新聞」プロジェクトの全貌
成人の日を祝う特別なプロジェクト
2017年の成人の日、118名の新成人たちが特別な活動に参加しました。このプロジェクトは「オロナミンC×朝日新聞 2017成人の日プロジェクト」として知られ、彼らがこれまでお世話になった親や家族に感謝の気持ちを表現するために設計されたものです。この活動の中心には、新成人が自分の過去20年間を振り返り、その中で大切な人たちへの思いを形にすることがありました。
「20年分のありがとう新聞」とは?
今回のプロジェクトの一環として制作されたのが「20年分のありがとう新聞」です。この新聞は、成人の日を迎える新成人の誕生時に発行された朝日新聞を基に、それぞれの応募者が20年分の感謝の気持ちを込めて編集されたオリジナルの新聞です。それぞれに、赤ちゃんの頃の写真が大きく掲載され、裏面には手書きでのメッセージや、親への感謝の言葉が綴られています。これは、新聞という媒体を通じて新成人が自分の感謝を表現する新しい試みであり、家族間の絆を深める役割も果たしています。
サプライズムービーの内容
このプロジェクトに伴い、「20年分のありがとう新聞」を受け取る親たちへのサプライズが行われました。その様子をドキュメンタリー風に撮影したサプライズムービーも公開されています。この映像では、三名の新成人に密着し、それぞれの二十歳の日常や、親に対して伝えたかった感謝のメッセージが描かれています。特に、面と向かって感謝を伝えられない新成人たちの姿や、実際にその新聞を受け取ったときの親の感動的な反応は、多くの視聴者の心を打つものです。
親子の絆を深める理由
近年、若者たちの間に「親孝行」が再度見直されてきています。それは、SNSの普及により、友人や仲間とのつながりがより浅く広がった一方で、家族の存在が彼らにとって特別なものになっているからです。ただの元気づけやコミュニケーション以上に、家族との絆や感謝を形にすることが求められています。そのため、このような感謝のプロジェクトは、新成人が自分の成長を感じるだけでなく、親にとっても思い出深いものとなるのです。
制作の難しさと感動の瞬間
このキャンペーンを進めるにあたり、撮影チームは親に気づかれないよう細心の配慮を行いながら進行しました。新成人が親にサプライズを行う際には、事前に計画をしておく必要があり、大変な準備を伴いました。その中でも感極まって、自ら先に涙を流す新成人の姿が多く見られ、親子の感情が交錯するその瞬間は、感動の連続でした。
編集後記
「20年分のありがとう新聞」は、単なるプロジェクトにとどまらず、新成人たちの成長を示しつつ、家族の絆を再確認するための重要な意味を持っています。この活動を通じて、今後も多くの若者が感謝の気持ちを持ち続け、親に対する思いやりが広まることを期待しています。また、プロジェクトに参加した新成人たちが、将来社会で活躍する姿も楽しみにしたいと思います。
会社情報
- 会社名
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大塚製薬株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田司町2-9
- 電話番号
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03-6717-1400