管啓次郎さんが語る秋田・白神山地の魅力と歩くことの意義
2025年8月20日、秋田市文化創造館で開催されるトークイベント「管啓次郎さんのお話〜白神山地を歩く」についてご紹介します。このイベントは、詩人であり文化批評家でもある管啓次郎氏が、秋田・白神山地の風景や文化を語りあう貴重な機会です。
イベントの概要
このトークイベントでは、管啓次郎さんが秋田を訪れ、白神山地周辺の自然を散策する中での体験や学びを中心にお話しされます。特に「歩行」という行為を通じて土地に対する理解を深める方法論について掘り下げる内容が予定されています。イベントの概要は次の通りです:
- - 日時: 2025年8月20日(水)16:00〜17:00
- - 会場: 秋田市文化創造館 1階コミュニティスペース
- - 定員: 30名(要事前申し込み)
- - 参加費: 無料
参加希望者は、事前に申し込みが必要となりますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。詳細は
こちらのリンクで確認できます。
管啓次郎さんのプロフィール
管啓次郎さんは、1958年に生まれ、明治大学理工学部の教授として文化批評や映画論を教えています。彼は多くの旅行に関する著作を手がけており、特に批評的紀行文やエッセイが高く評価されています。著書には『コロンブスの犬』や『斜線の旅』などがあり、読売文学賞を受賞した『斜線の旅』は特に知られています。詩人としても活動し、20ヵ国以上で招待朗読を行った経験を持ています。
フィールドワークの意義
管さんは、土地を歩くことの意義を強調しています。「歩行は単に移動する手段ではなく、周囲との対話の中で土地を知り、自分の内面を見つめ直す機会を与えてくれる」とのことです。彼の視点を通じて、普段見過ごしがちな自然や文化の細部に焦点を当て、そこに潜む意味を探ることで、参加者の皆さんは新たな発見をすることができるでしょう。
公開録音とアーカイブ
本イベントの様子は公開収録され、後日秋田市文化創造館のSpotifyアカウントにて配信される予定です。これにより、参加できなかった方々も、管啓次郎さんの貴重なお話をお楽しみいただける機会となります。もっと多くの人に彼の思想や歩き方について知ってもらうための仕掛けとして、この取り組みは非常に意義深いものです。
文化創造館の活動
秋田市文化創造館では、過去のイベントやオリジナルの音声コンテンツをSpotifyで配信しています。「かえるくんのどうする!?ラジオ」やmizutamaラジオなど、地域の文化を育む様々な取り組みが行われています。この機会にぜひ、文化創造館のポッドキャストを聞いてみてください。
結論
「管啓次郎さんのお話〜白神山地を歩く」は、秋田と白神山地の多様な魅力を体感し、土地との関係を再考する素晴らしい機会です。興味のある方は必ず参加し、新しい視点を得てください。彼の言葉がどのようにあなた自身の歩き方や考え方に影響を与えるか、考えるきっかけとなることでしょう。ぜひ、秋田市文化創造館での特別な時間をお楽しみください。