越境サーキットの受講者が200名を突破
株式会社エンファクトリーが提供する越境型研修サービス「越境サーキット」が、サービス開始から2年半の間に受講者数が200名を超え、マルチな企業の参加を達成しました。この取り組みは、企業間の協力によって新しい価値を生み出し、各企業のイノベーションを促進するものです。
越境サーキットとは?
越境サーキットは、異なる企業のメンバーがチームを組み、ベンチャー企業の抱えるリアルな課題に対して3ヶ月間のプログラムで取り組む仕組みです。参加者はヒアリングを行い、仮説を立て、提案を行うプロセスを通じて、自身の視点を広げることが期待されています。これにより、参加者は他社の知見やアイデアを取り入れ、越境学習の効果を組織全体に波及させることが可能になります。
多様な業種からの参加企業
越境サーキットには、様々な業種の企業が参加しています。その中には、あいおいニッセイ同和損害保険や株式会社アイシン、コニカミノルタなどの大手企業も名を連ねており、全体で37社の導入が進められています。この異業種混合の取り組みは、参加者に新たなビジネスの可能性を開く場を提供しており、多くの企業がその利点を享受しています。
参加者の生の声
越境サーキットへの参加は、受講者に多くの学びの機会を提供しています。株式会社オリエントコーポレーションの板橋里織氏は、「他社の考えに触れることで、自社の課題に対する新たなアプローチを発見することができた」と語ります。また、株式会社アイシンの斎藤氏も、「多様なバックグラウンドを持つ人々と共に学ぶことが、自分自身を成長させる大きな要因の一つになった」と感想を述べています。
越境サーキットの今後の展望
2024年度のプログラムでは、さらに多くの企業が課題提示者として参加する予定です。DX関連企業やAIソリューション企業も名を連ねることで、業界の枠を超えた学びの場が提供される予定です。この新たなタームでは、各企業のニーズに応じたカスタマイズが可能で、より効果的なプログラムが実現されることでしょう。
まとめ
越境サーキットは、参加者にとって自らの視点を広げる貴重な機会を提供しています。異業種の知見を得ることで、参加者は新たなビジネス機会を創出し、組織の成長に繋がる可能性が高まります。越境型研修は、今後も多様な企業の協力を経て、日本のビジネスシーンにおいて重要な役割を果たし続けていくことが期待されています。